紅葉の絶景が広がる「瑞宝寺公園」
明治初期に廃寺となった瑞宝寺の跡地を、1951年に神戸市が公園として整備したもの。伏見城から移築したとされる山門が残っています。豊臣秀吉が紅葉を賞でている間に時を忘れ、思わず終日過ごしてしまったと伝えられることから「日暮しの庭」とも呼ばれ、園内には秀吉が愛用したといわれる「石の碁盤」があります。「石の碁盤」が本当に碁盤なのかどうかは、いささか疑わしい気もしますが、紅葉の鮮やかさ美しさは「日暮しの庭」の名にふさわしい見事なものでした。
公園は有馬温泉の南東の外れの山ぎわに位置し、温泉街と違って自然の中という雰囲気。遊歩道が山のほうにも巡らされていて、ちょとしたハイキング気分も味わえます。遊歩道からは瑞宝寺谷の滝も眺めることができます。
■瑞宝寺公園
所在地:兵庫県神戸市北区有馬町1749
電話番号:078-904-0708(有馬温泉観光総合案内所)
料金・開園時間:無料・常時開放
アクセス:神戸電鉄有馬線有馬温泉駅から徒歩15分
URL:www.arima-onsen.com/facility_info103.html
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