iPhone用のおすすめクラウドサービス(3ページ目)

マイクロソフトのクラウドサービス「SkyDrive」

続いて紹介するのは「SkyDrive」です。これは、マイクロソフトが提供するクラウドストレージサービスで、Windowsユーザーには馴染みのあるものといえるかもしれません。ちなみにSkyDriveは、HotmailやWindows Liveメッセンジャーなどを利用しているユーザーであれば、Windows Liveアカウントを使うことで利用可能です。

iPhoneからもアプリを通じてSkyDriveを利用可能で、Windows Liveアカウントでログインするか、新たに取得することで利用可能になります。ファイルの表示方法を、サムネイルとファイル一覧の2通りから選ぶことができ、特にサムネイル表示にすると、画像ファイルなどが見やすくなります。
他のクラウドサービス同様、画像だけでなく、オフィス文書などもその内容を閲覧できるようになっています。特にSkyDriveは、元々マイクロソフトの「Microsoft Office」との連携に優れていることから、作成したオフィス文書を外出先でiPhoneから確認する、といった用途には大いに役立つといえるかもしれません。
アップロードできるファイルも、SkyDriveのアプリからは基本的に画像や動画のみであるほか、自動同期機能も用意されていないので、ストレージ機能としては最もベーシックなものといえます。しかしながらモバイルでの利用を考慮し、写真をアップロードする際、そのサイズを自動的に変更してアップロード時間を短縮する機能が用意されています。画質などよりもスピードを重視したい場合は、この機能をオンにしておくといいでしょう。
最後にSkyDriveのストレージ容量についてですが、無料で7GB利用可能となっています。有料による容量のアップグレードも可能ですが、アプリ上から容量をアップグレードすることはできず、パソコンからのみの操作となるので注意が必要です。

【アプリ情報】
・アプリ名：SkyDrive
・価格：無料
・App Storeへはこちらから（iTunesをお持ちの場合は、iTunesが起動します）。

次は「KDrive for iPhone」について説明します。