結婚のお金/結婚式のお礼、誰に渡す?相場は?

結婚式でお礼を渡す相手と金額の目安

結婚式は多くの人々に手伝ってもらって実現するもの。こうした関係者にお礼を渡すのが一般的です。ただ、役割や負担の度合いによってお礼の金額と渡すタイミングが異なるので注意。

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結婚式というのは新郎、新婦はもちろん、家族、親戚、友人、知人など、それ以外にもたくさん関係者が必要になります。到底、結婚する二人で全て準備できるはずもなく、式の司会や受付を友人や知人にお願いします。また、縁談や結婚式を取り持っていただくため、仲人(媒酌人)を立てることもあります。こうした関係者にお礼を渡すのが一般的です。

ただし、役割によって準備期間や式の上での重大さが異なります。司会と受付をした友人が同じ金額というのは仕事量からしても失礼です。そこで3つに分けて考えていきましょう。

司会をお願いした友人や知人の場合

結婚式で司会を引き受けてくれた友人や知人には、司会という大切な役割をしてもらうわけですから、結婚式が始まる前に両家の親から渡すのが一般的です。このとき、司会に挨拶に伺って渡しておくといいでしょう。司会は事前の打ち合わせや準備などに時間をかけて、結婚式にのぞんでもらっているのですから、3万円以上が相場です。それと、司会の人にもご祝儀をいただいている場合は、さらに3万円を上乗せしておくといいでしょう。

受付をお願いした友人の場合

受付をお願いした友人には、頼んだ親の側から、受付が始まる前にお礼を渡すのが基本です。招待客の人数にもよりますが、受付は新郎側、新婦側からそれぞれ1~2名にお願いするのが一般的です。お礼の金額の相場は5000円程度です。

仲人(媒酌人)の場合

最近、仲人を立てないカップルが増えているそうですが、仲人を立てる従来の意味は「両家の間を取り持つ」ことで、縁談から挙式・披露宴までを滞りなく進めることが目的です。ですが、最近は挙式・披露宴の媒酌人だけをお願いすることも増えてきました。また、渡す金額としては一番高額になります。

結婚を取り持っていただいて世話になった仲人なら、ご祝儀の2倍返しが目安です。ご祝儀の相場が10万円から15万円ほどですから、お礼の相場は20万円から30万円です。さらにお車代もかかり、遠方からだと交通費を全額負担するのが一般的です。高額なので豪華な祝儀袋に包むとよいでしょう。

渡すタイミングとしては披露宴終了後。別室で両家の親が揃って、今回のことのお礼を述べながら手渡します。
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