半年複利、固定金利の定期預金

商工中金

3年以下でも半年複利で運用できる。

半年複利の定期預金といえば、ゆうちょ銀行の定額貯金が代表選手です。預けて半年たてばいつでも解約ができて、最長10年までの預け入れが可能。預け入れ期間中は半年複利で運用されます。一方、都市銀行や地方銀行では、期間3年以上のスーパー定期は半年複利、3年未満は単利の銀行がほとんど。

単利と複利、どっちが有利なのでしょうか? 一定の期間ごとに利子が元本に組み込まれることで、利子にも利子が付く複利の方が、単利よりも有利にお金が増えていきます。預入期間が長くなるほど複利の効果は大きくなります。

3年以下の定期預金で複利の商品は少ないのですが、そのひとつが商工中金の「新型定期預金マイハーベスト」です。

●新型定期預金マイハーベストの特徴
  • 預入期間は1年、2年、3年の3種類
  • いずれも半年複利の固定金利
  • 金利は、1年、2年、3年いずれも0.15%(2012年11月13日現在)
  • 50万円以上1円単位で預け入れが可
現在の金利は都市銀行よりも高く、インターネット専業銀行のネット定期に匹敵する水準。高めの金利が提供されているため、満期日前の中途解約はできません。使う時期が決まっているお金の預け入れに向いています。預け入れは、窓口のほかインターネットバンキングでもできます。

商工中金は民営化への移行期間中

商工中金は中小企業のための金融機関で、もともとは政府系でしたが、平成27年以降の民営化に向けて移行の過程にあります。個人は、口座を開設して、上記の新型定期預金を始め、振込、口座振替サービスなど一般的な銀行とほぼ変わらないサービスを利用できます。違いといえば、預けたお金(預金)が中小企業に限定して貸し出される点。

これまで商工中金の代表的な商品だったワリショー、リッショー、リッショーワイド(いずれも債券貯蓄)は、2012年12月で新規の発行が中止されます。今後、個人が商工中金を利用する際は、総合口座を中心に、最初に紹介した新型定期預金やスーパー定期、投資信託などが選択肢になります。支店は全国にまんべんなくあります。

利用したい場合、銀行口座はたくさん持ち過ぎると管理が煩雑になりますから、現在、持っている口座の商品やサービスと比較した上で、検討しましょう。

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