免疫系と自律神経系のバランスが大切!

ストレスを感じる日が続いた時に風邪をひきやすくなった経験はありませんか?

ストレスを感じる日が続いた時に風邪をひきやすくなった経験はありませんか?

「肩こり・背中伸ばしで風邪予防!」後篇です。今回は、肩こり、腰や背中の張りをほぐして、緊張状態を和らげ、免疫系の乱れも改善に向かうようにしましょう。

前篇でも説明しましたが、風邪やウィルスに負けない体の状態を維持するには、免疫系がしっかりしていなければなりません。しかし、様々なストレスにさらされ続けると免疫系の働きが乱れ、免疫系と密接な関係のある自律神経系の機能もアンバランスになる可能性があります。
 

ストレスが長引くと風邪をひきやすくなる?

風邪とストレスについての研究でも、失業や家庭での問題などのストレスが1カ月以上続いた経験者は、1カ月未満のストレス経験者よりも、早く風邪になったというものがあります。(カーネギー・メロン大学シェルドン・コーエン氏による)

免疫系と自律神経系は密接な関係にあるため、アンバランスによる相互作用により、風邪をひいたりウィルス感染しやすくなったり、その時に肩こりや腰、背中の筋肉の緊張もみられたりします。

風邪で起こりやすいトラブルは?

風邪をひいたり、ウィルス性の胃腸炎で苦しんでいるときに、起こりやすい肩こりや腰痛もあります。咳がよく出るという場合、肋骨に付着している筋肉やお腹の筋肉が痛くなり、その二次的な影響で、背中の張り感や痛み、腰の筋肉の緊張が起こることがあります。他にも、咳やくしゃみの衝撃で、疲労していた腰部に痛みが走り、ぎっくり腰になってしまうことも。

また、寝ている時間が長くなると、体を動かす機会が減少するため、体のあちらこちらにこりを感じるかもしれません。背中や腰が痛くなるという人も多いです。そして、ウィルス性の胃腸炎では、嘔吐の際にぎっくり腰になり、気持ち悪い上に腰が痛くて動けずで、散々な目に…という話も聞きます。
 

免疫系・自律神経系バランスアップストレッチ

こうしてみると、肩こり、腰、背中の張りを感じやすくなるきっかけが、風邪やウイルス感染の前後でいくつか考えられることになります。免疫力低下の予防に、また風邪などの症状による筋肉のコリ予防や緩和のために首、背中、腰、脚の後面の緊張をほぐすストレッチに挑戦してみましょう。

背面のストレッチですが、普段全く体を動かす習慣が無い人は、足に手指をかけないで、ゆっくりと行いましょう

背面のストレッチですが、普段全く体を動かす習慣が無い人は、足に手指をかけないで、ゆっくりと行いましょう

1.写真のように床に座り、カカトを体に近い位置にして、おでこをひざにつけます。

「3」のように左右の指先をそれぞれの足指に掛けても良いですが、初めての場合は、写真のようにして、伸ばされる感覚を減らし気味にしてください。この時、首の後ろが伸ばされますが、痛みが出る場合は中止してください。

 


背中側の筋肉が少しずつ伸ばされていくように意識

背中側の筋肉が少しずつ伸ばされていくように意識しましょう

2.おでこをひざにつけ、両脚を少しずつ伸ばしていきます。

少し伸ばしては10秒ほどストップして、首の後ろ、背中、腰が伸びるように意識しましょう。(指先を足指にかけたままでもOK)

 


息を吐きながら行うとこのポーズをつくりやすいです

息を吐きながら行うとこのポーズをつくりやすいです

3.同様にさらに両脚をのばしていき、ストップして伸ばしましょう。

手指をつま先に掛けることができれば、そのようにしますが、筋肉の緊張が強い人は、痛みの無いよう無理をしないうように!

 


ふくらはぎは急激に伸ばさず、ゆっくりじんわり伸ばしましょう

ふくらはぎは急激に伸ばさず、ゆっくりじんわり伸ばしましょう

4.両脚を伸ばしきったら、足首を手前に引き、ふくらはぎを10秒ほど伸ばします。








脚の後面が突っ張るように感じるかもしれませんが徐々に和らぎます

脚の後面が突っ張るように感じるかもしれませんが徐々に和らぎます

5.「4」とは反対に、足のつま先を体から遠ざける方向へ動かし、肩甲骨の内側を伸ばします。肩甲骨の内側が気持ちよく伸びるように手指はしっかりとつま先に掛けておきましょう。

 


1~5を3~5回繰り返してみましょう。どの筋肉が緊張しているかにより、両脚を伸ばしにくく、ひざが曲がった状態になるかもしれません。ゆっくりと息を吐きながら、伸ばしてみましょう。回数を重ねていくうちに、伸ばしやすくなっていくと思いますので、焦らず無理せず挑戦してみましょう。

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