ボリュームと料理の質に驚くなかれ!

料理は季節ごとに変わり、常に旬のものがメニューに並びます。

春はたけのこ、夏は鱧、秋は松茸、冬ならふぐ、こっぺ(香箱蟹)と、旬のごちそうが最高の状態で、しかもお財布に優しくいただけるというのもまた「咲や」の魅力です。

大将のおまかせコースは3500円。2人で訪れた場合、どちらもコースにというのが一般的ですが、ここは1人だけでもOK。もう一人はアラカルトをいくつか取って、互いにシェアすることも可能です。

先付け

先付けは菊の酢のもの。季節で変わる

この日のつきだしはもってのほか(菊花)の酢の物。酢をだしでやわらかく伸ばしているので、鼻にツンとくることもなく、だしまで飲みたくなるほど。下処理を丁寧にしたみょうがが、味に食感と爽快さを与えています。

塩辛

手作りの塩辛は旨味がのって

アラカルトからは自家製塩辛。余計な味付けはせず、ワタ本来の旨味を生かしたその味わいは「おいしい」の一言。奥行きと深みのある味は、ビールよりも日本酒が合います。この日は京都の銘酒「蒼空」のひやおろしでいただきました。

しめさば

しめさばの酢加減がこれまた最高!

名物とも言えるしめ鯖は、京都には珍しく酢洗いした程度のしめ具合。身の赤い部分はそのままに、だしのきいたやわらかな酢を旨味が添える程度にしめてあります。

これを軽く醤油につけると、脂が花火のごとくぱーっと広がります。口に含むと、甘味と旨味があいまって、思わず口角が上がるほど。これはもう熱燗ですね。少し熱めに燗をつけてもらった「大七 生もと」がピタリと合いました。

さあ、まだまだいきますよ。