玄関の奥は三畳間
1. 南側の吹抜けのホールを見上げるとLDKの手摺と天井が見える。 2. 畳の間は1帖の収納付き。奥は南側の吹抜けホール。 3. ホールから客間越しに玄関を見る。ドアの脇には造り付けの収納がある。 4. 壁に収納された障子を引き出して閉じたところ。 |
三角形の玄関ホールのその先は、コンクリートの床から35cm浮き上がった和室です。縁なしの畳が敷かれたわずか三畳の小さな部屋ですが、南と西の2方向がホールに面しているので視線が奥に抜けて、少しも狭さを感じません。また玄関ホール側の壁に収納された3枚の障子を引き出せば、落ち着いた雰囲気の個室に早変わりするので、客間として使うこともできるのです。
◆建築データと建築家プロフィール