他にも、頂き物のせっけんが余っているときにも使えます。固形せっけんって、今では使わない人も少なくないですしね。
これ、なんだかすっごい化学な感じで楽しいですよ~。自由研究にもオススメです。
■準備するもの・分量
- せっけん:100g (削るかすりおろしておく)
- ぬるま湯:400~500ml (お風呂よりちょっと熱め)
- 食酢:300~500ml
- 普通の紙コップ:1コ (ファストフードなどのドリンクカップの再利用でもOK)
- タコ糸:(太さ2mm以上、入れ物の高さの倍くらいの長さ)
- クリップ:1コ
- 入れ物の直径よりも長い割り箸やスプーンなど
- ボウル:2コ
- 漉し布:(ガーゼや手ぬぐいなど)
- ボウルに粉状のせっけんを入れ、ぬるま湯を少しずつ加えてせっけんを溶かします。粉っぽくならなくなったらOK。
- そのせっけん水に食酢を少しずつ加えると、固形物が分離してきます。この固形物がロウソクの元になります。固形物が浮いてこなくなるまで、食酢を加え続けます。(牛乳と酢またはレモン汁でカッテージチーズを作るようなイメージです)
- もう一つのボウルに漉し布を敷き、そこに分離したせっけん水を流し入れます。そして固形物を布で漉し、水ですすぎしっかり絞って水気を落とします。
- しぼった固形物を紙コップにいれ、電子レンジで3~5分、様子を見ながら温めます。
- 温めている間にロウソクの芯の準備をします。クリップにタコ糸の一端をはさみ、もう一端を割り箸などの中心に軽く結び付けておきます。
- ある程度ロウが7~8割ほど融けたら、気をつけて取り出します。そこへタコ糸につけたクリップを落としいれ、紙コップの上にタコ糸を結びつけた割り箸を乗せ、コップの中心に来るように位置を調節します。
- そのまま放置し、固まったら紙コップを切ってロウソクを取り出します。出来上がり!
ちなみに高校の化学レベルらしいです……。
参考にさせて頂いたのはこちらのサイトです。
■理科の広場
→石けんからろうそくを作ろう