愛犬と毎日を楽しく暮らす
犬と一緒に暮らしたいと思ったとき、里親として迎える方法があります。里親になるというのは、捨てられたり、飼育放棄などで行き場の無くなった犬を我が家に迎え入れる事です。お住まいの地域にある愛護センターやNPO団体、個人のボランティアで里親を募集しています。ミックス犬ばかりでなく、特定の犬種に絞った里親探しの団体(又は個人)もあり、インターネットで「犬 里親」で検索するといろいろ出てきます。
●自分に飼える・飼いたい犬
犬を迎える上で一番大切なことは、自分に飼える・飼いたい犬をよく考えることです。大きい犬は、小さい犬よりもえさ代や薬代、治療費などが多くかかります。また、飼育スペースは十分か、どのくらいの時間を散歩に費やせるか、どれくらいのしつけができるかなど、よく考えて調べてください。
一緒にフリスビーをしたいとか、泳ぎに行きたいとか、犬を飼う目的をはっきりさせることで、自分が飼いたい犬を選ぶことができます。特に、成犬だと気質や個性の判断がつきやすいです。成犬は、気質や個性、大きさなどがある程度決まっているので、自分に合った犬を探すのには最適です。
我が家の犬は、近所で放浪している保護犬をお迎えが無かったので、そのまま迎え入れました。すでに立派な成犬で、老犬かもしれませんが、迎え入れてから我が家のルールもすぐに理解し、基本的なしつけもできました。しつけはいくつから始めても大丈夫ですよ。
●里親になるための条件
団体や個人によって、里親になるための条件はさまざまです。
手順としては、保護団体(又は個人)に連絡して、条件に合うかどうか話し合いをします。多少条件から外れていても大丈夫なこともありますので、「この子!」と思う犬が見つかった場合は、根気強く交渉をしましょう。保護団体(又は個人)が家の飼育環境をチェックしにきたりする場合もあります。
ワクチン代などの負担金がある場合もありますが、契約書にサインをして、晴れて里親になれます。
犬との生活は簡単ではありません。たくさんお金もかかりますし、手間も暇もとてもかかりますが、何よりとてもかわいいです。犬との生活は素晴らしく楽しく幸せです。