充実した拡張性も魅力のひとつ
続いてインターフェイス周りをチェックしてみましょう。USB端子は高速アクセスが可能な3.0端子を2基、そしてパワーオフUSB充電機能付きの2.0端子を1基装備しています。映像出力端子としては、HDMI端子に加えて、ビジネスユースで利用例の多いVGA(ミニD-sub15ピン)端子も用意。プロジェクターなどとの接続にも対応できます。インターフェイスは左側面にUSB2.0を1基とVGA端子、HDMI端子を装備。右側面にUSB 3.0端子を2基と有線LAN端子を搭載している。
このほか、Gigabit対応の有線LAN端子や、2.4GHz帯だけでなく5GHz帯にも対応した無線LAN機能、SDXC対応のSDメモリカードスロットなどを搭載しています。
上位機となるLaVie Lシリーズで新たに採用された「Thunderbolt」端子は残念ながら搭載されていませんが、現時点で、インターフェイス周りでの不足はないといえるでしょう。
NECならではの初心者に優しい機能も用意
目的別に利用するアプリケーションを教えてくれる
モバイル/スタンダードの両方に対応できる
LaVie Mは、同社のラインナップのなかでは15.6型ワイド液晶を搭載するL、S、Eシリーズの下に位置するモバイルノートです。とはいえ、テンキー付きキーボードと約1.9kgの質量により、ピュアなモバイル機とは言い難く、まさにモバイルとスタンダードの端境にいるモデルなのです。完全に据え置きで動かすとしても家庭内ぐらいというなら、上位機の方がお買い得。毎日持ち歩くなら、1kgを切る軽さのLaVie Zなどが魅力的です。しかし、LaVie Mなら、メインPCとして高い性能を利用したい。ときには長時間のモバイル利用もしたい。というわがままにも答えることができます。
PCとしての高性能と限定的ではありますが、いざというときに使えるモバイル機能。その両方を求めるユーザーにこそベストマッチなモデルだといえそうです。
【関連サイト】
NEC LaVie M LM750/JS6