マレーシア/マレーシアのモデルプラン

マレーシア旅行のおすすめ観光モデルコース(3ページ目)

多民族、多文化のマレーシアには、様々な楽しみ方があります。ジャングル探検、贅沢なリゾート滞在、屋台グルメ三昧など、まずは旅行日程に合わせて、旅の大体のコンセプトを決めましょう。その際、あまり詰め込み過ぎない方がマル。マレーシアが好きになったら、また次に訪れて、ひとつひとつ目的を叶えていけばいいのです。

古川 音

執筆者:古川 音

マレーシアガイド

4泊以上なら、リゾート島で、贅沢な思い出に。

マレーシア,レダン島

マレーシアのリゾート島は観光地化されていない島が多く、のどかな雰囲気です

マレー半島の西海岸や東海岸には、熱帯魚が生息する美しいリゾート島がいくつもあります。自然の中に佇む南国のリゾートホテルで、身も心もリフレッシュ。カップルの旅なら、ロマンティックな夜になること間違いなしです。

ランカウイ島

野生のワシがシンボルとなっているランカウイ島。空気がきれい

クアラルンプールから飛行機で約1時間のランカウイ島。マレー半島の西海岸に浮かぶ島で、海辺には「ザ・ダタイ」「タンジュンルー」「フォーシズンズ」など高級リゾートホテルが立ち並び、極上のホテルステイが楽しめます。

島全体はのどかな雰囲気で、手つかずの自然が残っているのもランカウイの魅力。鬱蒼としたマングローブ林や真っ青な空を優雅に飛ぶワシなどの光景が目の前に広がっています。

このため、マングローブ林を探索するカヤックツアーや海のジャグジーに浸かるサンセットクルーズなど、自然を満喫できるツアーが充実しているのもランカウイならではです。ちなみに、ランカウイ島は免税特区なので、ビールがクアラルンプールの半額ほどで飲めます。

 

また、綺麗な海で魚とたわむれたいなら、東海岸に浮かぶレダン島がイチオシ。季節がよければ、海に入らずとも、桟橋の上から熱帯魚の群れが見えます。ただ、モンスーンの影響で、雨季の間は島全体がクローズ。4~9月ごろの約半年間だけ姿を見せる楽園です。

 

4泊以上なら、自然満喫、オランウータンに会おう。

マレーシア,コタキナバル

コタキナバルから飛行機で40分。サンダカンのセピロックで保護されているオランウータン

マレーシアだからできる旅。それはジャングルの自然に触れることです。ボルネオ島のコタキナバルやクチンに旅をすれば、野生のオランウータンやテングザルを間近で見ることができます。

マレーシアで2番目に大きい都市、コタキナバル。ここからさらに、サンダカンまで足を伸ばすと「セピロック・リハビリセンター」で、保護された野生のオランウータンの生態を見ることができます。

またサラワク州の州都「クチン」には、市内から車で40分ほどの場所に「セメンゴ・ワイルドライフセンター」があり、保護が必要なオランウータンのケアを行っています。餌付けの時間に合わせて訪れると、すぐ目の前の木の上でバナナやココナッツを食べてているオランウータンを見ることができます。赤ちゃんを連れていたり、枝にぶら下がって遊んでいたりと愛らしい動きに思わずシャッターを連打してしまいます。

また、クチン市内から車と船を使った約1時間の自然公園、バコ国立公園もおすすめ。ボルネオ島にしか生息していないといわれるテングザルの姿に感動します。
テングザル

大きな鼻、大きなお腹が愛らしいテングザル

また、ボルネオ島に訪れたら、シーフード屋台にぜひ。水槽、または水揚げされたばかりの魚介のなかから、食べたいものを選び、蒸し、焼き、炒めなどの調理法を伝えます。

名物は、イカンバカール(辛い調味料サンバルで味つけした焼き魚)、蒸し海老、蒸しホタテなど。蟹の炒め料理(チリソース、ガーリック、塩卵など、味つけは多種)も人気です。注文に迷ったら、お店の人におすすめを聞いてみるといいですよ。
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