木材でも様々な形、構造、使い方があります。何処にでも在るようなテーブルでも、使い方が楽しいタイプもありますね。その使い方は、住まい手の暮らし方そのものです。ご自分の暮らし方にあったテーブル選びが一番大切なポイントです。
そして、お部屋との関係(サイズや使い方、動線など)を考慮した上で選択することが重要。また、お部屋の床や壁、他の家具の素材・色使いと合わせることもお忘れなく!
さて、今回ご紹介する「素材別おすすめリビングセンターテーブル」は、『エクステンション編」です。
エクステンション (extension) は英語 extend の名詞形で「拡張」「延長」などを意味する単語、つまり「伸び縮み、変形する」センターテーブルです。筆者がコレは!とおすすめしたいテーブルをご紹介します。
おすすめリビングセンターテーブル/エクステンション編
■#01 ALTERNATIVE PAR4 RED & BLUE[SC1 0148 T1] ,Low table (オルタナティブ パー4 レッド&ブルー[SC1 0148 T1]ローテーブル)「えっー、どうなってんの?このテーブル??」
思わずその仕組みを確認してしまう不思議なテーブル。脚と一体になっているフレームに溝を切って、その溝に挟んだ四枚の天板が四方にスライドする。
天板の一辺が700mmのコンパクトなテーブルは、左右前後に天板が約3倍近くの広さになる。
天板が広がる機能と、なんといっても彫刻のオブジェのような様が特徴。とにかく使い方が楽しくなるテーブルです。
天板をすべて格納すると下のように普通のセンターテーブルに。
木製フレームとカラフルな天板のコントラストが、お部屋のアクセントとして存在します。
スライド天板を元に納めると普通のセンターテーブルに。 (引用:Table Design /六耀社,P85)
D:バーナード・ヴァルネッソン
P:ベラート
M:天板 メラミン化粧板 脚 ビーチ
S:w700 d700 h410
H:アダル ¥220,000-
(D/デザイナー、P/製作、M/素材、S/サイズ、H/販売元)
■#02 BARRINGER Slide Table CR (バリンジャー スライドテーブルCR )
一辺が600mmの正方形が4つ並んだローテーブル。
このローテーブルの天板も四方にスライドし、空いた部分は収納スペースとなっています。
緩やかな窪みをもつ格子部分は、天板が「トレー」として機能します。形状のあうフラワーベースでお花を飾ったり、色とりどりの果物で季節の室礼を演出する等、暮らしの工夫を愉しむテーブルです。
穏やかなナラ材柾目の質感は、お部屋の仕様に合わせやすく、ゆったりとしたリビングルームに似合うでしょう。
天板の一部がスライドし変形する様子 (引用:Table Design /六耀社,P70)
D:アティラ・クズ 2003年
P:カンディハウス
M:天板 脚 ナラ材
S:w1200 d1200 h205
H:カンディハウス ¥302,400-