クック諸島の代名詞、美しきアイツタキ環礁
ワンフット・アイランド沖のサンドバンク。歩いて渡れます
ラグーンクルーズで満足度UP
このブルー! 決して、加工した色ではありません
船上でビュッフェランチの後に、向かうのがハイライトのワンフット・アイランド。民家も何もないのですが、なぜかヤシの木陰のオンザビーチに郵便局がポツンと一軒のみ建っています。ここからハガキを出したり、パスポートにハンコを押してもらえるのです。そしてワンフット・アイランド沖には干潮時のみ歩いて渡れるサンドバンク(砂洲)が! 360度、光輝くラグーンと大空に包まれます!
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■The Vaka Cruise
時間:10:00~16:00
料金:99ニュージーランドドル~
住所:PO Box 79, Avarua, Rarotonga, Cook Islands
TEL+682 24 885
ラロトンガよりさらにのんびりなアイツタキ島
アイツタキ島には8つの村があり、中心地のアルタンガでさえ、人影はまばらで、民家がぽつんぽつんと点在しているくらい。車で一周しても、たまによろずやさんを見かける程度です。ただし、宿泊施設は27件あり、リゾートは充実しています。水上コテージをもつプロパティも1軒ありますが、環境への配慮を考えて、もうこれ以上は造らないそう。環境に対しての意識の高さを感じさせます。また、興味深いのがマラエ(遺跡)。1000年以上も前のこと、島の中央から1~2トンはある巨石を運んで造られたそうで、当時の王の偉大なる権力や栄華がうかがえるもの。タヒチのかつての首都ライアテアと深いつながりがあり、ポリネシアが歩んできた歴史に気分はタイムトリップするようです。とはいえ、立看板が示すようなわかりやすい名所ではなく、ヤシの木々の合間にひっそりとたたずむ遺跡にかえってロマンが感じられることでしょう。