都心のド真ん中というロケーションを活かし
ショッピングやデートと合わせてのアート鑑賞も

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栄のシンボルであるテレビ塔とオアシス21に面する絶好の立地

愛知県美術館は古今東西のアートを幅広く所蔵する総合美術館。所蔵作品は約7700点を数えます。

名古屋の繁華街・栄の一画、愛知芸術文化センター10階にあり、都心のど真ん中のビルの上という、美術館としては珍しいロケーションが第一の特色。ショッピングなど街歩きと合わせて、あるいは金曜日は夜8時まで開いているのでデートとセットでアート鑑賞を楽しむのもいいでしょう。

巨大オブジェを鑑賞しながら
エレベーターでアプローチ

愛知芸術文化センターに入ると、最上階まで伸びる吹き抜きの空間が。ここに吊り下げられた巨大なオブジェが、最初に出迎えてくれるアート作品です。
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吹き抜けに吊り下げられたオブジェは北山善夫の『私』(と書いて「あなた」と読む)

ホールから見上げると、大きすぎていびつな網状の行灯のようにしか見えないのですが、実は両手を広げて飛び跳ねる人の形をしています。シースルーのエレベーターで10階まで上がりながら、刻一刻と明らかになる全貌を眺めるというユニークな鑑賞法をまずは楽しみましょう。

20世紀美術を中心としたコレクション
意欲的な企画展にも注目

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20世紀の美術を中心としたコレクションを所蔵・展示する

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シンボル作品のグスタフ・クリムトの「人生は戦いなり(黄金の騎士)」1903年

コレクションの中心をなすのは国内外の20世紀美術。ピカソやマティス、クリムト、クレーらの作品を所蔵します。

中でもクリムトの「人生は戦いなり(黄金の騎士)」は同館の至宝に位置づけられる作品で、ほぼ年間を通して展示される他、2012年12月~翌年2月にはこの作品を核とした企画展も開催されます。

 
コレクションのもうひとつの柱となるのが木村定三コレクション。名古屋のコレクター、木村氏とご遺族から寄付された作品は、同館所蔵品のおよそ半分を占める3000点以上。熊谷守一など日本作家の絵画や、陶器、仏像、考古遺物などジャンルは多岐に渡り、全8室ある展示室のうち必ず1室は木村コレクションが披露されます。

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展示室は8室あり、それぞれ広さや天井の高さが異なる

企画展は年に5回。ビッグネームの企画展が主に夏、冬に組まれる他、近隣の岐阜、三重の県立美術館や愛知県の陶磁器資料館との合同企画があったり、特に近年は若手学芸員による意欲的なテーマ展(例えば2012年春には美術の中の魔術にフォーカスした「魔術/美術 幻視の技術と内なる異界」を開催)があったりと、独自の切り口を楽しむことができます。

 

屋上庭園を望むレストランで
アート鑑賞の余韻に浸る

美術館に隣接し、屋上庭園に面したレストラン「ウルフギャングパック レストラン&カフェ」でのランチやティータイム、ディナーもおすすめです。
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中庭を望み開放感もいっぱいの「ウルフギャングパック レストラン&カフェ」


世界的にも有名なスターシェフによるカリフォルニア料理レストランで、ランチなら1000円前後から豊富にそろっています。味、空間ともにハレのムードがあり、アート鑑賞で高揚した気分の余韻に浸れます。

このレストランを含めて、都心の美術館ならではの、アート+αの魅力をお楽しみください。

愛知県美術館
所在地:名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター10階
アクセス:地下鉄栄駅より徒歩3分
TEL:052・971・5511
時間:10時~18時(金曜は20時まで)
休館日:月曜(祝日の場合は開館、翌日休)
観覧料:大人500円、高校・大学生300円、中学生以下無料(企画展は別料金)
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