メルセデス・ベンツ/メルセデス・ベンツの車種情報・試乗レポート

新型Mクラスはライバルを凌駕する完成度!?(2ページ目)

メルセデスのMクラスが3代目にスイッチした。とにかく強力なライバルの多い同クラスだが、洗練された内・外装や走り、ディーゼルターボも搭載することで商品力向上を図っている。

塚田 勝弘

執筆者:塚田 勝弘

車ガイド


圧倒的な広さも魅力

リヤシート

リヤシートは9段階でリクライニングが可能。足元、頭上の広さはもちろん、前後席ともにシートサイズが大きいので大柄な人でもゆったりと座れるだろう


インテリアは全体を包み込むレザーやシャドーシルバーを随所に施すことで、派手さはないが心地良いパーソナル感とハイクオリティを味わえる。シフトレバーはステアリング右側に配置されるお馴染みのダイレクトセレクトレバー。慣れればどうってことはないが、クルマを動かすという重要なインターフェイスで慣れを要するのはいかがなものか、と毎度ながら考えてしまう。

手元でナビやオーディオ、各種設定などの操作ができるお馴染みのCOMANNDシステムを搭載するなど、シフトレバーを含めて最近のメルセデスの流儀に則っている。

室内は身長180cm超の人が4人座っても余裕があり、ラゲッジはスペース拡大とダブルフォールディング機構の採用でより広く、使いやすくなっている。フロアが高いので大きな荷物になるほど出し入れが大変ではあるが、フル乗車時でも容量に不足はなく、2名乗車時なら広大といえるスペースを確保する。

ライバルとの優位点は?

荷室

荷室はとにかく広大で、ダブルフォールディングによりほぼフラットに倒せる。トノカバーがとにかく重いのとフロアが高いのがネックだろう


内・外装の圧倒的に高いクオリティと洗練された走り、ディーゼルも用意する新型MクラスにはBMW X5やカイエンなどのライバルがひしめくが、高級感や洗練度といった点とユーティリティという実用面も含めた完成度、万能性では頭ひとつ抜けている印象だ。

メルセデス・ベンツMクラスの詳細はこちらまで。

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