美しい芝生を維持するには、様々な作業が必要になります。ここでは、芝生の手入れに役立つ道具についてご紹介しましょう。

芝付けに役立つグッズ

フルイ

フルイは芝付けから管理まで使うアイテム

芝付け作業については、ガイド記事「芝生の張り方、作り方」でご紹介しています。この作業でよく使うのは、フルイ、レーキ、トンボ、といった道具です。

フルイは基礎の土作りの段階から、最後の目土掛けまで使います。フルイは芝生作業だけでなく普段のガーデニングにも使用するので、網目サイズが変えられるものが便利ですね。
レーキは土を均したり、芝目に目土を入れるのに役立ちます。

トンボは一般家庭ではあまり使われない道具ですが、広い芝地を作る場合など、あると便利な道具です。端材を利用して、手作りしてもよいでしょう。
また必須ではありませんが、芝を等間隔に並べたり水勾配を作るのに「水糸」があると便利です。

 

刈り込みなど、芝生の調整に役立つグッズ

手動芝刈り機

芝面積が狭ければ手動でもOKだが…

芝生の刈り込みには、芝刈り機と芝刈り鋏を使います。

■芝刈り機を動力別で選ぶ
芝刈り機は動力別に手動、電動、エンジン式があります。芝生面積が狭い場合は手動のリール式や電動バリカンでも充分作業は可能ですが、芝面が2~3坪といった小面積あっても作業時間や労力を考え合わせるとやはり電動式芝刈り機が便利でしょう。 収納に場所を取りますが、いわゆる刈払い機のようなスティック状のものでなく、車輪がついた安定した形の手押しタイプの方が女性でも扱いやすいと思います。

 

芝刈り鋏

狭い場所には芝刈り鋏を使う

電動式の場合注意したいのは、コードの取り回しです。巻き込んでしまわないよう、作業の際は注意が必要です。最近では、充電式の芝刈り機も増えてきましたので、これも選択肢の一つとなります。

エンジン式の場合はコードを巻き込むといった心配はありませんが、電動に比べて値が張る、エンジンオイルやガソリンが必要など手軽さに欠ける面もあります。管理する芝生が広大であるなど、メリット・デメリットを考えあわせて選びましょう。芝刈り機の入らない狭い場所や構造物と接する場所などは、芝刈り鋏で整えます。

 

■芝刈り機をカット方式で選ぶ
芝刈り機は芝のカット方式でリール式、ロータリー式、バリカンに分けられます。
  • リール式…縦方向に回転するリール(糸巻き)状の刃と、固定刃とで芝を切る方式で、仕上がりがきれい
  • ロータリー式…円盤状の刃が横に回転することで芝を切る方式で、リール式に比べてラフに仕上がる
  • バリカン式…重ねた2枚の櫛状の刃が鋏のようにスライドして芝を切る方式で、手動の芝刈り鋏より効率が良い
エッジカッター

芝の縁を整えるエッジカッター

リール式とバリカン式は、鋏の要領で芝を切るので、刈り後がキレイです。ロータリー式のメリットはメンテナンスが手軽であることや、伸びてしまった芝草も刈ることができる点になります。

また、通常の芝刈りのほか、芝生のエッジ(縁、へり)をくっきりと整えることで芝生がより美しく際立ちます。エッジカッターという専用の道具もありますが、芝刈り鋏を縦に使ってカットしたり、草刈り鎌や園芸ナイフを使ってもよいでしょう。

 

■サッチの処理
熊手

熊手にもいろいろなサイズがある

芝生を刈り込むと、後に「サッチ」と呼ばれる芝の刈りクズが出ます。多くの芝刈り機には、この刈りクズを受け止めるバスケットがついていますが、回収しきれなかったものや手刈りでこぼれたサッチが残ることがよくあります。このサッチをそのままにしておくと芝草が蒸れてしまったり、量によっては美観を損ねたりします。

芝刈りを終えた後は熊手などを使って、その都度サッチを掻きだしておきましょう。 画像の熊手は柄が短く手元で作業するのに適していて、スライド金具で熊手の幅と長さが変えられるタイプです。レーキのように立ったまま作業ができるサイズもあります。

 

また、広大な芝地を管理する場合には、サッチや落ち葉を吹き飛ばすことのできるブロワーと吸い込んで集塵できるバキュームが一台でこなせるような商品もあります。

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