スタートしたものもまだ1~2話しか終わってないので、いつものような視聴率グラフは書けません。そこで最新(10月8日~14日)の視聴率順に並べてみました。
『相棒』がもうちょっとで20%とダントツ。続いて『TOKYOエアポート』『悪夢ちゃん』『ゴーイングマイホーム』『結婚しない』が13~14%でダンゴという状況です。
ガイドおすすめの2012年秋ドラマは5つ
●おすすめドラマ1:『相棒XI』『相棒XI』は、相棒を甲斐享(成宮寛貴)に変更し好発進。
亀山薫(寺脇康文)時代は杉下右京と頭脳派・肉体派で対照的だったのが、神戸尊(及川光博)とでは同じ頭脳派の天才と秀才のレベル違いという感じで違いが出しにくかった?
今回の甲斐とのコンビは、初回の描き方を見るかぎりは師弟コンビで、二人の違いが明確です。また、右京の父親的な愛情も感じられ、これまでとは違った魅力が期待できそうです。
●おすすめドラマ2:『TOKYOエアポート』
続いて『TOKYOエアポート』、魅力は空港の管制官という、今までメインには描かれていない職種をしっかりとした取材のもとに描いているということにつきます。
LCC(ローコストキャリア)や円高などで飛行機旅行への関心が高まっているのも追い風。演技面でちょっとの主演・深田恭子に佐々木希もうまく使って、違和感なく仕上げています。
来週10月21日(日)からは、香取慎吾と山下智久主演の『MONSTERS』が始まって、一時的にはくわれるでしょうが、このレベルなら次の週にはまた取り返す勢いはあります。ポイントは今後どんな事件を起こすのか。毎回、事故を危うく回避するのでは「空港はそんなに危険なのか?」といわれるので、危なくない範囲でどこまで盛り上がれれるかでしょう。
●おすすめドラマ3:『悪夢ちゃん』
『悪夢ちゃん』はタイトルになってる「悪夢」そのものの描写、造形が魅力的です。CGだけど1970年代ぐらいの特撮的な映像風。こういった題材だと悪夢の正体がわけのわからないものになりがちですが、小学生も視聴ターゲットになっているからかわりと納得いくものに。『世にも奇妙な物語』とは違った奇妙な味が魅力です。
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