超高額物件から多少庶民化?
単身者、カップルなら買える街に

老舗

古い街だけに歩いていると和菓子屋や食器、草履などの老舗も点在

元々は超高額な物件が中心の赤坂でしたが、このところは多少価格も下がり、共働きのご夫婦、ご家族であれば買えないこともない金額の物件も登場しています。料亭が減り、一般的な飲食店が増加しているように、住宅でも超高額から庶民化への動きがあるようにも思います。

 

マンション建設現場

マンション建設現場。通りから一歩入ると細い道も多く、意外に古い住宅も残されていたりする

実際、街を歩いてみると千代田線の乃木坂周辺を中心にあちこちで分譲中、あるいは建設中の現場もあり、価格は1LDKで40平米程度の物件が4000万円前後から。60平米台となると6000万円~。街の中のあちこちに大小の駐車場が増えていることを考えると、規模は数十戸くらいまでと思われるものの、今後も供給は確実にありそう。状況次第ですが、もう少しお手頃になるまで待つという手もありそうです。

 

坂

高台の住宅エリアにも坂があり、この街に暮らすなら坂の上り下りは覚悟しないとダメかも

これに比べると中古のほうが広い物件が多いこともあり、ファミリーで探すのは意外に難しいというのが印象。60平米、70平米を飛び越えて、はるかに広い100平米あるいは200平米、400平米などという物件が多く、価格は億オーバーです。単身あるいはカップル向きはもう少し選択肢が豊富で、40平米~50平米で4000~5000万円、20平米台のワンルームで1500万円~というところ。古い物件が中心ですが、利便性を重視して選ぶ人が多いので、築年はあまり気にされていないようです。

 

古いアパート

古いアパートもないわけではないが、市場に出回ることはほとんどない

賃貸はワンルームマンションで13万円~、2DKで22万円~、3DKでは50万円程度と全体に高額。もちろん、数十万円から100万円オーバーのハイグレードな物件も多く、お金がある人にはどっさり選択肢があります。また、どのタイプでも共通しているのは同じ赤坂見附を最寄駅としていても、平河町や麹町など千代田区アドレスになると、さらにもう一段階価格が上がるという点です。

 

スーパー

エリア内にはスーパーは少なく、また、住宅街に入ってしまうとコンビニなどもほとんどない

生活の利便性という意味では飲食店はもちろん、ドラッグストアやクリニックなどは多いものの、スーパーは非常に少なく、買い物には東京ミッドタウンを利用するのが現実的でしょう。ファミリーの場合は小中学校が気になるところ。子どもが比較的少ないため、行政のサービスは手厚いものの、非常に様々な層、人種の集まる地域だけに、その辺りをプラスと考えるか、マイナスと考えるか。考え方で別れるようです。

 

赤坂小学校跡地

今後、開発が予定される赤坂小学校跡地。赤坂見附駅から数分ほどの便利な場所である

今後の動きでひとつ、注目したいのは港区立赤坂小学校の跡地です。この土地は国道246号から少し入った場所で、2012年7月に区はここに大学等の教育機関を誘致する意向を発表しました。大学ができれば街行く層も若返り、活気も生まれるというもの。これまでなかった施設だけにどんな形で利用されていくことになるのか、気になるところです。

 

TBS

遊びに行く街、オフィス街という印象に加えて住む場所として認識される日も近いのかもしれない

都心ど真ん中で足回りが良く、夜の遅い街、赤坂。仕事中心のカップル、単身者であれば便利で何よりですし、今後、住宅が増えて行けば生活の利便性も変わって行くはず。より暮らしやすくなることを期待したいところです。

 




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