iPhone 5でテザリングする上での注意点1
「iPhoneの名前」
iPhone 5でテザリングを実施する上で注意しなければならないのは、iPhoneの“名前”です。iPhoneのテザリングは、iTunesで登録したiPhoneの名前をSSIDとして使用するのですが、ここで自分の名前が含まれていると、周囲の人に自分の名前が知られてしまうこととなります。またiPhoneの名前を日本語で設定していると、機器によってSSIDが正しく表示されなかったり、認識できなかったりすることがあります。iPhoneの名前は、設定から「一般」→「情報」→「名前」と選択して変更できます。テザリングをする前に、SSIDに設定しても問題ない名前に変更しておくといいでしょう。
iPhone 5でテザリングする上での注意点2
「通信容量」
注意が必要なのが“通信容量”です。auのiPhone 5向けパケット定額サービス「LTEフラット」は、月内の通信量がテザリングも含めた総量で7GBを超えると、通信速度が最大128Kbpsに低下してしまい、速度を回復するには2GB毎に2625円の「エクストラオプション」を申し込まなければなりません。ソフトバンクモバイルも、テザリングオプションを利用した場合は同様の通信量制限が設けられる予定です。特にパソコンでテザリングを使用する場合、iPhone 5上より通信量が増加する傾向があるので、毎月の通信量はこまめにチェックしておく必要があります。iPhone 5で通信量をチェックするには、設定から「一般」→「使用状況」→「モバイルデータ通信の使用状況」と選択します。ここに表示される通信量は、実際の通信量と異なる場合もありますが、大まかな目安としては参考になります。
iPhone 5でテザリングする上での注意点3
「バッテリーの消費」
さらに、“バッテリー消費”にも注意です。テザリング使用中は常に通信しているため、何もしていなくてもiPhone 5のバッテリーを消費してしまいます。テザリングによってiPhone 5のバッテリーが切れてしまい、いざという時に電話やメールができなくなったら困ってしまうので、可能であれば何らかの充電手段を用意しておくのがベストです。次は、Wi-Fi以外の方法を用いたテザリングについて説明します。