はじめっから満点パパなんていません。でも、ダメなところばかりを指摘されたり、責められたりしたら、パパだってやる気がなくなっちゃう。ますますダメパパにしないための秘訣を『父親力検定』のコラムニスト、石原壮一郎さんに聞きました。

text: Toshimasa Ota illustration: Motoko Miki

夫婦で困難を乗り越えていく楽しさを見いだして!

コラムニスト 石原壮一郎さん

『大人力検定』(文春文庫PLUS)で「大人力」という新しいコミュニケーション能力の概念を知らしめた。父親向けの『父親力検定』(岩崎書店)や思春期の子供向けの『ちょい大人力検定』(河出書房新社)なども発表している。

「ママにとって、パパはもっとも本音をぶつけやすい存在。他人同士であれば当然しているであろう、気遣い、努力を怠ったコミュニケーションをしていることが多いのです。夫婦同士であっても、気持ちを伝える努力、理解してあげる努力を忘れてはいけません」と石原さん。

特に、ママがパパを責める場合、ママの心の中では、育児という自分の領分をパパに侵されたくない、自分のほうが育児においては立場が上であるという切実なプライドを満たす気持ちが無意識に働いているのではないかと石原さんは言います。

一方で、パパも被害者を決め込む前に、自分の胸に手を当てて考えてみる必要があるかもしれません。ちゃんとママを認めてあげているでしょうか?ママを褒めてあげているでしょうか?ママを尊敬しているでしょうか?ママが自分のプライドをムキになって守ろうとする根本的な原因はやはりパパなのかもしれません。

「育児とは本来、とても大きな喜びをもたらしてくれるもの。育児の暗黒面ばかりを見るのではなく、夫婦で困難を乗り越えていく楽しさを見いだすことが大人のパパ、ママと言えるでしょう」と石原さんは言います。

夫婦で困難を乗り越えていく楽しさを見いだすことが大人のパパママ

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パパがやる気をなくしてしまっては、結局ママも損する結果に。パパアンケートに寄せられたコメントの数々を見ながら、どうしたらよりよいパートナーシップを築けるのかを考えてみましょう。

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