長財布はお金が貯まる!?
このような「ブタ財布」ではお金は貯まりません。二つ折りでも、長財布でも、黄色でも赤でも、使い方がお金の貯まり具合を左右します。
実は、長財布を持つだけでお金が貯まるということはありません。風水などで言われる黄色い財布にしても然り。では、なぜ「お金が貯まる」などという話になってしまうのでしょうか?
財布を持つことで変わるお金への意識
今までの財布がレシートでパンパン、ポイントカードであふれている……そんな状況ではないでしょうか? いわゆる「ブタ財布」では、お金を大切にしているとは言えないし、お金が貯まっているように見えないし、実際にもお金は貯まっていないでしょう。でも、新しい「お金が貯まる財布」を持った時、同じようにブタ財布にしてしまうでしょうか? きっと皆さん「お金が貯まる財布だから」と気を使ってきれいに使うのではないでしょうか。そして、それを継続できた人はお金がたまっていく。いつもの財布と同じように、余計なものが詰まった財布にしてしまう人はお金が貯まりにくい。
そう、秘密は「新しい財布を持つことで財布をきれいに使う=お金を大切に扱う」ということができるようになるかどうかなのです。実際は財布の形には関係なく、そういう気持ちの面が「お金を貯める魔法」をかけるのです。財布に力があるのではなく、自分自身の気持ちの問題だったのです。ですから、財布は好みのものでOK。
自分で作る「お金が貯まる財布」
どのに何が入っているか、いくら入っているのかがわかり、お金を取り出しやすい財布はいい財布。よい財布の使い方であり、よいお金との付き合い方であるといえます。
私は個人的にはちょっと高価なブランド物を持つように勧めたりします。というのも、人は吟味しながら「ちょっと高価だな」と思うものを迷いながらもった時、大切に使おうとする傾向があります。大切に使いたいから、お札の位置とか、ポイントカードを入れる枚数、レシートがいつまでも入っていないかなどに気を配るようになります。
こうなれば、「今お金はいくら入っているかな?」とか、「これ以上使うとお札が減るから、つかわないようにしたい」などという意識も出てきて、お金を管理する気持ちがぐんと高まります。そうするとお金が貯まりやすい行動が自然と取れるようになります。
つまり、お金が貯まりやすい財布とは「大切に扱いたいと思える財布」なのです。そんなに難しくなく、見つけることができそうだと思いませんか?
お金の貯まらない財布ではありませんか?
先ほどは「新しい財布」でお話ししましたが、お財布をきれいにして気分一新! ということも悪くはありません。ただ、お金の貯まらない財布に逆戻りしてはいけないので、お金の扱い方には注意しましょう。お財布にカツを入れて、気分一新した人は、以下の質問に答えてみてください。・パンパンに膨らんだ「ブタ財布」になっていませんか?
・お札は同じ向きにそろっていますか?
・お札がくしゃくしゃになっていませんか?
・レシートがたくさん入っていませんか?
・「いつかか使う」を期待して、あまり使わないポイントカードを入れていませんか?
以上はお金が貯まらない財布の特徴です。1つでも「yes」となる項目があったら、お金に対する意識、お財布への意識が薄く、その財布はお金のたまらない財布と言えるでしょう。お金がいくら入っているのか言えますか? 自分のお金に興味を持つことができれば、「貯まらない」状況から少しずつ脱することができると思いますよ。