3000本が色づく紅葉スポット……京都「永観堂」
「禅林寺」は浄土宗西山禅林寺派の寺院です。一般的に「永観堂」という通称で親しまれています。永観堂はなんといっても秋の紅葉が有名です。古くから“もみじの永観堂”と呼ばれ、約3000本の紅葉があるといわれる名所です。紅葉が色づきかけの頃しか行ったことがないのですが、緑の紅葉がたくさんあり、これが赤やオレンジになったらそれは綺麗だろうと思いました。
「永観堂」は山の斜面に沿って建てられているため、建物同士の高低差がかなりあります。そこをつなぐ回廊はくねくねとした急な階段になっており、まるで龍の体内を歩いているようだということで「臥龍廊」と呼ばれます。
歩くのはちょっと怖いですが、下から見上げても上りきった上からのぞいても芸術的な曲線を描く回廊は見惚れずにはいられません。また、ご本尊のみかえり阿弥陀像は珍しい、後ろを振り返った阿弥陀仏です。
そして、もうひとつ。永観堂には、三鈷(さんこ)の松と呼ばれる珍しい松の木があります。普通、松の葉は二つに分かれているのですが、三つに分かれているのです。この松の葉を持っていると三つの福が授かると言われます。永観堂の売店でお買い物をしたら、お店の方がくるっと丸めたものをくれました。
■永観堂
住所:京都府京都市左京区永観堂町48
Tel:075-761-0007
拝観時間:9:00~17:00(16:00受付終了)
休み:なし
拝観料:大人600円、中高大学生400円
地図:Yahoo!地図情報
HP:http://www.eikando.or.jp/