本格的な宮だったとわかる「長岡京跡」

 

 

桓武天皇が平安京遷都の前に造営・遷都した長岡京の跡です。長岡京は物資の運搬に便利な水運が使え、この水運を使って難波宮の宮殿を移築して造営。ところが造長岡宮使の藤原種継が暗殺され、首謀者の一人が桓武天皇の皇太弟早良親王と分かり配流。親王は配流先で恨みを抱いたまま亡くなります。親王の死後、日照りによる飢饉など変事が起きます。早良親王の怨霊によるたたりから逃れるため遷都から10年後に平安京遷都。映画「陰陽師」では平安京に舞台を移し、安倍晴明と怨霊との戦いとなります。

長岡京は幻の都と言われていましたが、かなり本格的な宮であったことが発掘調査で判明しています。西向日駅前から大極殿通りが大極殿まで続いています。住宅地の中に遺跡の跡が点在しており、駅のすぐ近くにあるのが朝堂院跡。公園になっていますが柱跡なのが復元されています。ここには唐の長安城の建築様式に倣った楼閣が建っていました。

■長岡京跡
所在地:阪急西向日駅周辺
地図:Yahoo!地図情報
※向日市文化資料館に朝堂院模型などが展示されています。


※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。