崖絶壁の洞窟に社殿を構える宮崎「鵜戸神宮」
宮崎の日南海岸はドライブコースとして人気エリアです。果てしなく続く日南海岸に、南国独特の雰囲気漂うこのエリアに訪れた際にぜひ立ち寄って頂きたいスポットを紹介します。鵜戸神宮は、日向灘に面した断崖の中腹、東西38m、南北29m、高さ8.5mの岩窟内に本殿が鎮座し、参拝するには崖にそって作られた石段を降りる必要があり、神社としては珍しい「下り宮」のかたちとなっています。何とも珍しい地形にそびえ立つ社殿では圧倒的な存在感とともに、宮崎の照り着く太陽と荒いしぶきの波と共存する様は見事。幾度の改修を経て、文化的価値が高く1995年に県の有形文化財に指定されました。
チャレンジしてみよう!「運玉投げ」
亀石という穴の空いた石( 本殿前にある霊石で、豊玉姫が海神宮から来訪する際に乗った亀が石と化したものと伝える)の石頂に枡形の穴が開くことから「枡形岩」とも呼ばれいます。その穴に男性は左手、女性は右手で願いを込めた素焼きの「運玉」を投げ入れることで願いがかなうといわれています。100円で5つの「運玉」と交換して投げ入れる事ができます。簡単なようでなかなか難しいけれど、せっかくここまで来たのならば、ぜひチャレンジしてみては? ちなみに、私は1つ目の「運玉」で見事穴に入りました!!
かつては貨幣を投げ入れていたそうですがが、1954年から鵜戸小学校の児童らによって作られる素焼きの「運玉」が使われることとなったそうです。
■鵜戸神宮
住所:宮崎県日南市大字宮浦3232番地
参拝時間:4月~9月 6時~19時/10月~3月 7時~18時
地図:Yahoo!地図情報
HP:http://www.btvm.ne.jp/~udojingu/0987-29-1001