きき酒ならぬ「きき醤油」を楽しめる、小豆島の「ヤマロク醤油」
瀬戸内海で人気の観光スポット「小豆島」。オリーブや手延べそうめんの産地としても有名ですが、実は400年以上も前から醤油作りを始めるなど、醤油の里でもあります。多くの蔵元が集まる「醤(ひしお)の郷」と呼ばれる集落からは少し離れた場所にある「ヤマロク醤油」は、5代続く歴史ある蔵。予約なしでも蔵案内をして頂け、きき酒ならぬ「きき醤油」までできます。蔵に入ると建物や桶には酵母菌や乳酸菌がビッシリ! あまりの多さにビックリしますが、この菌がヤマロクの味をキメる秘訣だそうです。
そんな長年蓄積した酵母と技で作った醤油は、全部で4種類。全て「きき醤油」ができますが、おすすめは二段仕込みの「鶴醤(つるびしお)」と「ポン酢」。
とくに「ポン酢」は手作り?と思うくらい人工的な酸っぱさのない深みのある味。焼きギョウザにポン酢をつけて食べるのが、蔵の方のおすすめです。
敷地内には、休憩できるテラス風の席があり、醤油アイスやプリンなどのスイーツも楽しめます。
■ヤマロク醤油
住所:香川県小豆郡小豆島町安田甲1607
電話:0879-82-0666
営業時間:9:00~17:00(原則は無休)
アクセス:坂手線・南廻り福田線「安田」下車、徒歩20分。
地図:Yahoo!地図情報
HP:http://yama-roku.net/