日本標準時子午線の街明石で天文のお勉強
hoshi
明石市立天文科学館は、日本標準時子午線東経135度が通る兵庫県明石市にあります。
最大の見所は、「時のギャラリー」にある親時計。独立行政法人情報通信研究機構のテレホンJJYから電話回線で時刻情報を受信して、自動的に補正されます。精度は1/100秒以下の誤差です。
この親時計で、館のシンボルである高さ47.5mの塔時計が制御されます。現在は3代目で、2代目は阪神・淡路大震災で被災。服部セイコーから寄贈を受け、震災から3年後の1998年1月17日午前5時46分に稼動しました。
震災からの復興の象徴でもあります。館内は、時や天文に関する展示物が数多くあり、プラネタリウムもあります。天文台こそありませんが、子午線の街らしい力の入った科学館です。科学の好きな人や、子供の理科の勉強にぜひ訪れてほしいです。
■明石市立天文科学館
住所:兵庫県明石市人丸町2-6
電話:078-919-5000
開館時間:午前9時30分~午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日・第2火曜日(祝日の時は翌日)、年末年始(12月27日~1月4日)
入館料:大人700円、中高生400円、小学生300円、小学生以下無料
アクセス:山陽電鉄人丸前駅から北へ200m(徒歩約3分)