大学・大学院留学とは
海外の大学や大学院でアカデミックな知識や教養を身につける。 |
どんな勉強ができるの?
海外の大学には様々な専攻があり、その数は細かく分けると500~600とも言われます。日本の大学や大学院では学べない専攻や海外の方が進んでいる分野などもあります。人気のある専攻としては、ビジネスやIT、国際関係学、開発学、コミュニケーション、英語教授法、心理学、環境学などです。また、アメリカやカナダの大学は日本の大学と同じように、最初の2年間で一般教養を身につけ、後半の2年間で専門分野の勉強をします。最初の2年間は専攻を決めなくても良いので、様々なクラスを取りながら徐々に自分の興味を絞っていくことができます。それに対して、イギリスやオーストラリア、ニュージーランドは一般教養課程がなく、最初から専門課程の3年間となります。
大学・大学院の入学資格は?
高校卒業または同等の資格があれば、誰でも出願することができます。日本の大学のように入試テストで決まるのではなく、高校の成績や語学のスコア、エッセイ、推薦状などを送って審査してもらう書類選考です。語学力が大学・大学院の求める基準に満たない場合、まずは語学留学から始めて、語学力が達した時点で出願することもできます。
大学・大学院留学に必要な期間
国によって教育の制度が異なりますが、英語圏に関して言えば、大きく分けて4年間のアメリカ型(アメリカ、カナダ)と3年間のイギリス型(イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド他)に分かれます。ただし、イギリス型の大学の場合、日本の高校を卒業してすぐに入学ができず、約1年間ファンデーションコースと呼ばれる大学準備コースに入る必要がありますので、トータルの期間は約4年間となる方がほとんどです。日本の大学に通った後、あるいは卒業後に海外の大学に編入する場合、日本の大学で取得した単位が認められれば、その分の期間が短くなることもあります。また、日本の大学の交換留学を利用したり、大学を休学して、1年間の大学留学をする方もいらっしゃいます。