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伝統工芸の美しさ!美濃和紙の「水うちわ」

岐阜の伝統工芸である美濃和紙を使い、雁皮(がんぴ)という材料を用いて、骨と向こう側が透けて見えるように作られた「水うちわ」。とにかく見た目が涼しげ。お値段もそれなりにしますが、お土産としてもらった人は「こんな素敵なものを!」と喜んでくれるに違いない商品です。

投稿記事

岐阜の伝統工芸の美濃和紙を使った「水うちわ」

「水うちわ」というのは、うちわを水にぬらして、それで扇ぐことで、気化熱や水しぶきで涼しくなるというものです。最近は節電のための首かけ扇風機などでも同じような原理のものを見かけますね。

その水うちわ、岐阜の伝統工芸である美濃和紙を使い、雁皮(がんぴ)という材料を用いて、骨と向こう側が透けて見えるように作られています。絵柄があるものもありますが、とにかく見た目が涼しげ。さらに、ごくわずかしか取れない天然のニスを使っていて、いかにも「昔ながらのうちわ」といった趣です。

本当は一度廃れてしまったものなのですが、家田紙工さん(http://www.iedashikou.com/)など地元の職人さんの呼びかけで、生産数は少ないものの、現在は無事に復活をとげました。もちろん、お値段もそれなりにします。でも、もらった人は「こんな素敵なものを!」と喜んでくださるに違いない商品です。

先述の家田紙工さんも含め、数量は少ないながらも通販では他店でも取り扱いがあります。でも、水うちわの発祥のお店、そして実店舗でも販売しているのはこの「住井冨次郎商店」さんです。

ご家族の方や、恩師の方など、大切な方に、ぜひどうぞ。

■データ
住井冨次郎商店
〒500-8009 岐阜県岐阜市湊町46番地
Yahoo!地図情報
058-264-4318
※鵜飼期間中(5月11日~10月15日):朝7時~夜9時半、無休
※鵜飼期間外:朝9時~夜6時、日曜定休
http://www.ccn.aitai.ne.jp/~gf-utiwa/
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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