恋愛も歴史もクイーンズイングリッシュも学べるイギリス版「大奥」
『The other Boleyn Girl(ブーリン家の姉妹)』
最後まで結末がわからなくて、見終わった後に「やられた!」と思う映画。といえば、私は『The other Boleyn Girl(邦題:ブーリン家の姉妹)』を挙げます。本作はイギリス・カトリック時代を描いた歴史映画。現在はイギリス国教会のアングリカン・チャーチ、ヘンリー8世の時代です。怒りっぽいことで有名ですよね。姉のアン・ブーリンと妹のマリー・ブーリンと王室のお話。イギリス版「大奥」と言った感じです。恋愛のみではなく歴史も学べて、かつクイーンズイングリッシュも学べる充実の1作。そして、最後はまさかの展開です。
ちなみに姉のアン・ブーリン、実際はそんなに際立った容貌を持つ人ではなかったそう。では何故、彼女は王の心を射止めたのでしょうか?当時、彼女はドレスの後ろの部分を広く開け、うなじが見えるようにしていたそうです。そのうなじを見てセクシーだと思ったヘンリー8世が彼女にアタックして、またアンも様々なトリックを使い、王をさらに虜にしてしまったのです。
おすすめポイントはやはり、「アンがどのような方法で王の心を射止めたのか?」また「どうしてイギリスはカトリック教会から追放されたのか」の2点です。 また、イギリス国民放送のBBCが共同制作で映画を作製しているのも、興味深いです。ぜひこの機会に、英語Verで見てみてください。