おいしさは、舌だけで味わうものではない

おいしさは、舌で味わうと思いがちですが、無意識のうちに味覚も含めた「五感」と呼ばれるセンサーがフル活動して、おいしいか、好みに合うかなどの判断をしています。

味覚については、「味覚と健康はどうつながっているの?」の記事をご参考になさってください。

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味覚に加えて嗅覚で感じられるものは化学感覚と呼ばれます。さらに私たちは、ネバネバ、モチモチ、ふわふわーっと表現されるような食品の物理的性質も、おいしさを構成する大切な要素となります。のどごしのおいしさと言えば、日本食ならおそばは喉で味わうというように、喉を通過する感覚を楽しみますよね。

さらにおいしさを感じる要素としては、温度や天候、雰囲気などの環境や、疲労や年齢等の生理状態、喜怒哀楽等の心理状態、食文化や体験等の情報なども影響します(表参照)。

今回は、食感(口触り、噛みごたえ、粘度など)にお話を絞って解説します。