“恋愛上手”の定義は?
本当の“恋愛上手”とは?
■愛することをきちんと知っている人(&できる人)
■愛する人に愛される人
一つずつ、解説していきます。
■愛することをきちんと知っている人(&できる人)とは?
若い人ほど、「自分にとって都合が良い人だから、相手のことを好きな人」や、「性欲の延長で相手を求めている人」も少なくありません。でもそれは、本当の愛情ではありません。
「自分の理想通りではなくても、ただ、ただ、相手の存在を受け止め、相手の幸せを願う」
それが、愛するということです。
きちんと愛せる人は、下記の2つの特徴を持っています。
(1)自分のことをきちんと愛している。
※自分を愛せない人は相手を愛するどころか、相手にばかり愛を求めてしまいます。
(2)自分の心の隙間は自分で埋められるくらいに自立している
※自立していないと、相手に依存します。
依存体質の人は心に余裕がないので、相手に愛情を与えるよりも、求めがちです。
また本来、自分の心の隙間は自分でしか埋められないので、相手に依存したところで誤魔化されることはあっても、不安が解消することはありません。
愛は求めるものではなく、与えるものなんです。
もちろん相手に求めたり、支えてもらうことを望むのがいけないと言っているわけではありません。
でも、相手の負担になるまで求めてしまうのは、愛ではありません。自己愛です。
愛することは簡単なことではありませんが、それができるようになると、反対に愛される人にもなります。
できるようになった方が幸せになれるでしょう。
※愛することについては、過去のコラム「幸せな恋愛をする“愛する技術”とは!?」(http://allabout.co.jp/gm/gc/383536/)も参考にしてみてください。
■愛する人に愛される人とは?
でも、先ほどもお伝えしたように、恋愛はハートでするものです。
自分の心が始まっていなければ、それは、恋愛ではないのです。
愛する人のハートを掴められる人こそ、恋愛上手と言えるでしょう。
最大の“恋愛上手”とは?
この2つの定義を見ていくと、もしかしたら、最大の“恋愛上手”は、「初恋相手と大恋愛をして、そのまま結婚して、結婚生活もうまくやっている人」かもしれません。
意外ですよね?
一般的にはそういう人を“恋愛上手”だと思う人は多くはないでしょう。
でもそれくらい、一般的な認識と愛の本質にはズレがあるということなんです。
また、「初恋相手と大恋愛の末、結婚して、夫婦円満な人」というのは多くはないし、はじめから愛することをきちんと知っている人もなかなかいません。
つまり、ここで声を大にして言いたいのは、
「ほとんどの人が“恋愛上手”ではない」ということなんです。