東証REIT指数に連動するETFの分配実績
東証REIT指数に連動するETFは、以下の2本です。・(NEXT FUNDS)東証REIT指数連動型上場投信<野村AM>
・上場インデックスファンドJリート(東証REIT指数)隔月分配型<日興AM>
下の表は、それぞれ直近3年間の分配金額を表したものです。過去の実績からも安定して高い分配金を出しているのがわかります。
ご参考までに、直近1年間の分配金利回りを計算すると、東証REIT指数連動型上場投信では4.1%、上場インデックスファンドJリートでは3.48%となっています(過去1年分の確定分配金と直近期末時点の取引価格を基に算出)。
豪州REIT指数に連動するETFの分配実績
海外のリートに投資できるETFは現在のところ1本のみ。オーストラリアに上場しているリート全体の値動きを表すS&P/ASX200 A-REIT指数(円換算)に運用成果が連動するETFです。・上場インデックスファンド豪州リート(S&P/ASX200 A-REIT) <日興AM>
分配金の実績は今年に入って少し下がっているものの隔月80円近辺をキープ。直近1年の分配金利回りは3.7%となっています。
金利や景気の動向には要注意
このように安定した分配金が魅力のリートETFですが、ETFの価格は常に変動していますし、これまでの分配水準が今後もずっと続く保証はないことは認識しておきましょう。リートETFを保有する上で、特に注意して見ておきたいのが金利の動向。長期金利が上昇すると、組入リートの借入金利の負担がアップするため、収益が減ってしまう可能性があります。また、景気動向や不動産市況にももちろん左右されます。元本割れのリスクが存在することもしっかりと理解したうえで、じっくり長く保有したい銘柄です。【関連記事】
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