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イタリア車のようなカローラ!? トヨタ オーリス

トヨタのオーリスが、フルモデルチェンジして登場。「スポーツハッチバック」という新しいコンセプトに基づき、内外装のデザインや走行性能に、かなりのこだわりを見せている。

国沢 光宏

執筆者:国沢 光宏

車ガイド

オーリスがフルモデルチェンジして登場

オーリスというモデル、欧州市場では『カローラ』として販売される。日本で売っているカローラだと、VWゴルフに代表される『Cセグメント』のライバル車と勝負できないからだ。逆に欧州仕様のカローラを日本でもカローラとして売ったら、後述の通り価格的に厳しい。
デザイン開発全体のテーマは「スマートダイナミズム」としたという新型オーリス

デザイン開発全体のテーマは「スマートダイナミズム」としたという新型オーリス


なんせスペックを見ていただければわかる通り、カローラより完全に一回り大きいのだ。搭載されるエンジンは1.5リッター以上だし、車重だって10%も重い。そもそも日本のカローラだと絶対必要な4ドアセダンがありません。というワケでオーリスは基本的に欧州市場を重視して開発されている。

ボディサイズだけでなく、走りに対するこだわりも違う。カローラはアクセル全開で走ることなど想定していない。40km~120km/hくらいまでの安定性や快適性を重視してます。かたやオーリスは200km/hでの安定性まで考えている。だからこそ先代オーリスの乗り心地は堅かった。

残念ながら先代の欧州仕様サスペンションは日本のユーザーに受け入れられず、マイナーチェンジで普通のふにゃふにゃの日本車となってしまう。新型オーロスがどうなっているかについては試乗会でチェックしてみたいが、個人的には欧州車のようにガッシリした走りを期待してます。
インストルメントパネルを横基調とし、広がり感を 強調している

インストルメントパネルを横基調とし、広がり感を 強調している



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