まさかの組み合わせ、ラインナップはこれだ!
この日のラインナップは以下のとおり。(1)キリン一番搾り生ビール(ピルスナー) × マカロン(レモンクリーム)
(2)ハートランドビール (ピルスナー)× ショコラ(トリュフチョコ) もしくはジンジャークッキー
(3)ヴァイツェン(白ビール) × チーズケーキ
(4)横浜エール(ペールエール) × 栗蒸し羊羹
(5)ギネス エクストラスタウト × オペラ(チョコレートケーキ)
まさか?の組み合わせが並ぶようだけれど、実はこれ、きちんとした理由あってのセレクトなのだ。
「同調・相乗効果」が生み出すおいしい組み合わせ
スイーツに限らず、料理(食材)とお酒の相性を決めるポイントは4つある。- 「同じような風味がある(同調・相乗効果)」
- 「まったく違う風味が重なり新しい味を生み出す(いわゆるこれがマリアージュ)」
- 「料理がおいしくなる」
- 「お酒がおいしくなる」
それでは、実際に、各組み合わせの感想(by友田)を見ていただこう。
(1)「キリン一番搾り生ビール」 × マカロン(レモンクリーム)
一番絞りとレモンマカロン。彩りも美しい
とてもおいしい相性。一番搾りには爽快な柑橘フレーヴァーがあるので、レモン風味のスイーツとは無理なく同調する。今回のマカロンは酸味の酸味の効いたレモンクリームがたっぷり挟まっているタイプ。ビールの印象がぐっと変わる。このほかのフレーヴァーのマカロンとの相性は、さて、どうだ?
ハートランドとジンジャークッキー。なんだか健康的な感じさえ
ハーブや木の香りと飲み応えある骨太の味わいが魅力の「ハートランドビール」には濃厚なチョコレート。渋い組み合わせだが、チョコレートの風味がちょっと強いか。アーモンドチョコだともっと合いそう。ジンジャークッキーはバッチリ。ジンジャーの刺激とビールの刺激が見事ハーモニーを奏でる。
ホワイトビールとチーズケーキ、声を上げたくなるおいしさ
ホワイトビールはもともとスイーツと合わせやすいカテゴリー。チーズケーキのやさしい甘さと酸味、さらにふうわりとした食感もいい相性。レモン風味のチーズケーキやキーライムパイなどと合わせても良さそう。先ほどの「一番搾り」とも合いそうだ。
ブラウン系のエールに羊羹って・・・。だけど、いいんだな、これ
上面発酵で、苦味とコクを楽しめる通好みのエールには、なんと栗蒸し羊羹。意外にもほどがあるっといいたくなるけれど、これが実は面白い組合せなのだ。とくに栗のホックリとした甘みと食感は結構いい。ビールにナッツのような香ばしさがあるので、ナッツや穀物系のスイーツとなら、ほかにもいろいろ可能性がありそうだ。不思議なことに、あんこと一緒だとビールの苦味がまるでお抹茶のようにようになり、大人の組み合わせって感じだ。
(5)ギネス エクストラスタウト × オペラ(チョコレートケーキ)
ギネスとオペラ、間違いのない相性
黒ビール、だけど実は意外と軽快な味わいなのがこの「ギネス」。ビールそのものにビター&スイートな風味があるから、チョコレートとは相間違いなく良く合う。コーヒークリームがブレンドされたチョコレートケーキの王道、オペラだったらなおさらいいね。いわば安心の組合せだ。
とってもオイシイ「ビールとスイーツの愉しみ方」セミナー、ぜひお試しあれ!
「ビール × スイーツ」は、「まだこれから開拓していくジャンル」であるところが大きな魅力かもしれない。「ビールにはちょっと苦手意識が……」「でもスイーツは大好き!」という女子諸君、ちょっとした冒険気分やもの珍しさで、デザートタイムやおしゃべりタイムにぜひ色々トライしてみてはいかがだろうか(もちろんスイーツ男子も)。そもそもお酒の楽しみ方にはたくさん選択肢があるべき。「ビールには塩辛いもの」「ワインには~」「日本酒には~」というような先入観に捉われず、このセミナーをきっかけに新たな世界を広げてほしい。
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