高感度タッチ設定で快適操作
MEDIAS X N-07Dでは、「設定 > ディスプレイ > タッチパネル設定 > 高速タッチ」をオンにすることで、タッチ操作の感度をアップできる。実際に試してみたが、タッチ操作の追随性と反応はかなり速くなるので、サクサク操作したい人や文字入力でケータイ打ちをする人は利用すると良いだろう。
設定で高感度タッチができるようになる
薄型の宿命か、発熱の大きさは課題
薄型で軽量、急速充電など、実用性の高いMEDIAS X N-07Dだが、薄型だからこその弱点もある。それが本体の発熱だ。薄型化により、本体の下半分をバッテリースペースとしたことで、プロセッサやメモリが本体上半分に集中しており、動作負荷が大きい作業などでは本体発熱が大きくなる。極端に熱量が上がった場合はセーフティが働き、一旦スリープすることもある。10mmクラスの薄型スマートフォンは、発熱が本体外に逃がしにくいこともあり、端末が暖かくなるケースも希にあるが、7.8mmという薄さを実現したMEDIAS X N-07Dでは、それ以上の熱量を発するケースもあった。実用性の高い端末だけに、発熱と薄さのバランスを調整して欲しかったところだ。
急速充電機能を活用すれば、予備バッテリーは必要なし?
MEDIAS X N-07Dの最大のメリットは30分で50%まで充電できるという急速充電だ。しかしXi通信、NOTTVなどバッテリ消費の多い機能を搭載しているので、急速充電と1800mAhバッテリー内蔵といえども万全ではない。ほかの端末同様に予備電池やモバイルバッテリーを用意するのが定番の対策だが、MEDIAS X N-07Dの場合に限り、日常の生活圏や移動先で充電スポットが確保できるならば、ACアダプタとケーブルを一緒に持って移動するという選択も可能だろう。
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急速充電をうまく活用したい
なお節電の細かい設定については、他にも「スマートフォンのバッテリーを長持ちさせるコツ」にまとめているので、そちらも参考にして欲しい。
【関連サイト】
NTTドコモ MEDIAS X N-07D