携帯電話/おすすめスマートフォンレビュー

薄い!軽い!急速充電! ドコモ MEDIAS X N-07D(3ページ目)

2012年夏のスマートフォンは、高性能、多機能、大画面の端末が目白おしだが、毎日使うスマートフォンとしては、意外と軽さと薄さは重用なポイントだったりする。画面は4.3インチと4インチ台なのに、重さは119g 薄さ7.8mmという7.8mmというカード入れのような手軽なスマートフォンがMEDIAS X N-07Dだ。

庄司 恒雄

執筆者:庄司 恒雄

携帯電話・スマートフォンガイド

高感度タッチ設定で快適操作

MEDIAS X N-07Dでは、「設定 > ディスプレイ > タッチパネル設定 > 高速タッチ」をオンにすることで、タッチ操作の感度をアップできる。実際に試してみたが、タッチ操作の追随性と反応はかなり速くなるので、サクサク操作したい人や文字入力でケータイ打ちをする人は利用すると良いだろう。
高速タッチで快適操作

設定で高感度タッチができるようになる



薄型の宿命か、発熱の大きさは課題

薄型で軽量、急速充電など、実用性の高いMEDIAS X N-07Dだが、薄型だからこその弱点もある。それが本体の発熱だ。薄型化により、本体の下半分をバッテリースペースとしたことで、プロセッサやメモリが本体上半分に集中しており、動作負荷が大きい作業などでは本体発熱が大きくなる。極端に熱量が上がった場合はセーフティが働き、一旦スリープすることもある。

10mmクラスの薄型スマートフォンは、発熱が本体外に逃がしにくいこともあり、端末が暖かくなるケースも希にあるが、7.8mmという薄さを実現したMEDIAS X N-07Dでは、それ以上の熱量を発するケースもあった。実用性の高い端末だけに、発熱と薄さのバランスを調整して欲しかったところだ。


急速充電機能を活用すれば、予備バッテリーは必要なし?

MEDIAS X N-07Dの最大のメリットは30分で50%まで充電できるという急速充電だ。しかしXi通信、NOTTVなどバッテリ消費の多い機能を搭載しているので、急速充電と1800mAhバッテリー内蔵といえども万全ではない。

ほかの端末同様に予備電池やモバイルバッテリーを用意するのが定番の対策だが、MEDIAS X N-07Dの場合に限り、日常の生活圏や移動先で充電スポットが確保できるならば、ACアダプタとケーブルを一緒に持って移動するという選択も可能だろう。
急速充電できるMEDIAS X N-07D

急速充電をうまく活用したい


なお節電の細かい設定については、他にも「スマートフォンのバッテリーを長持ちさせるコツ」にまとめているので、そちらも参考にして欲しい。


【関連サイト】
NTTドコモ MEDIAS X N-07D

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※機種やOSのバージョンによって画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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