ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2010
有料公演の充実ぶりはもちろん、無料で聴ける様々な催しも満載©久保靖夫
今年のゴールデンウィークの予定はもう決まっていますか? まだ決まっていないなら、恋人と2人でクラシックに浸るのがおすすめです。有楽町の東京国際フォーラムと丸の内周辺で行われるラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」2010は、クラシックにあまり馴染みのない人でも大いに楽しめる音楽の祭典。世界中から一流のアーティストが集結し、1日中繰り広げられるコンサートプログラムの中から興味のあるものを気軽にチョイスして聴けるのが魅力です。しかも、通常のクラシックコンサートよりもリーズナブル!
もともとはフランス北西部ナントで誕生しましたが、2005年以降は東京で毎年開催され、現在では世界最大級のクラシック音楽祭となっています。日本ではそのほか金沢、新潟、琵琶湖でも同時開催。普段とは違った新たなデートを開拓する絶好のチャンスかもしれません。4/28~5/4の期間限定イベントなので、お見逃しなく!
生誕200年!ショパンの宇宙を肌で感じる
「ショパンの宇宙」へ旅立とう!© TOKYO INTERNATIONAL FORUM CO., LTD.
今年で6回目を迎えるラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2010では、「ショパンの宇宙」をテーマにショパンの作品を網羅したステージが繰り広げられます。なぜなら、今年はショパン生誕200年という記念すべきアニバーサリーイヤー。約70万人(うち東京国際フォーラム約40万人)の動員が見込まれる大規模な催しとなっており、ショパンファンのみならず盛り上がりを見せています。
それもそのはず、フランス大使館やフランス外務省からも特別協力を得られるほどの本格的なイベントなんです。コンセプトは、敷居の高いイメージを払拭したクラシックの「民主化」。長い年月を経て、時間も国境も越えて愛され続けるショパンの魅力を存分に感じることができるでしょう。