「原発から遠い」ということで問い合わせ増加
個性豊かなペンションが木立の中に並ぶ原村ペンション村の一角
このエリアは昨年の東北大震災と原発事故の影響で問い合わせが増えたエリアのひとつです。地元、長野県茅野市で蓼科、原村、富士見町界隈の物件を数多く手がける蓼科グリーンビュー開発の朝倉さんに話を伺いました。
「この地域はどの原発からも遠いということと、地盤が固いということ。また中部電力圏内であるということから、関西・東京圏からの問い合わせは増えています。電力不足による節電から夏のニーズが高まっているといえます」とのこと。別荘に長期滞在する人も以前より増えているそう。また「311以前は井戸水は敬遠されていたのですが、今では井戸水でも砂利道でもOKというほど条件が緩くなっているエリアもあります」。
ニーズ高まっているのは原村周辺。ペンション村で有名ですが、八ヶ岳の眺めや自然に加え、高速道路を降りてから近いというのがポイントのようです。原村で坪単価3万3000円くらいから、富士見高原で坪単価1万5000円くらいから探せます。広さは1000平米前後が主流です。逆に高速道路を降りて距離のある清里や蓼科あたりは需要が少なめとのことですが、逆に別荘地の中古別荘や土地の売り物件は多く蓼科高原の所有権物件が坪単価3万円くらいから、広さは1000平米前後。選択肢も多く、借地権も多いエリアですからお値打ち物件に出会える可能性もありです。