どうやって1000万円貯めたか

シングル時代は新卒で入った会社の社宅に入居し、住居費を抑えながら、財形住宅貯蓄や財形年金貯蓄で貯蓄を習慣に。
あつまろさん・年齢/31歳 ・職業/会社員 ・住まい/東京都/賃貸 ・家族構成/妻(30歳/会社員)あつまろさん・年齢/31歳 ・職業/会社員 ・住まい/東京都/賃貸 ・家族構成/妻(30歳/会社員)

あつまろさん・年齢/31歳 ・職業/会社員 ・住まい/東京都/賃貸 ・家族構成/妻(30歳・会社員)ブログ「あつまろのこだわり資産運用」で自分の投資スタンスについて記事を発信している。

生活費以外は、金利が高く、すぐに投資に使える口座に入れるなど、ムダ使い「できない」工夫にも余念がない。ストックしたお金は、「100年後も繁栄している超優良企業」に投資している。


計画、実行、見直しでムダ使いを防ぐ

あつまろさんが資産運用をはじめたのは、社会人1年目のこと。
「お金を貯めようと考えたのは、お金に困りたくなかったから。世の中にはお金があればしなくていい苦労というものもあるからです。学生時代からマネー誌などを読んで勉強し、入社1年目の夏には株を買おうと決めました」

入社10年目の現在、貯蓄額は850万円、投資額は1000万円を超えています。
あつまろさんの資産

あつまろさんの資産

ちなみに、「お金を貯めるうえでは、家賃が月5000円と格安の社員寮に、住めるだけ住んだことが大きかった」とも。とはいえ、財形住宅貯蓄や財形年金貯蓄で非課税のメリットを享受しながら貯蓄の習慣を身につけたり、年間の支出計画を作成し、家計簿と比較してムダ使いをチェックしたり、『衣服ポートフォリオ』を作って必要なものだけをファミリーセールで安くまとめ買いするなど、お金を貯めるための工夫と努力も怠りません。

「生活費以外のお金は、給料振込口座から大手都銀より金利の高い住信SBIネット銀行に移し、一部は米ドルMMFに替えるなど、使わないだけでなく、投資のチャンスに備える準備もしています」

世界の超優良企業13社に超長期投資

現在、あつまろさんは、日本株式、外国株式、日本債券、外国債券、不動産(リート)、預貯金の6つの資産を保有しています。なかでも重視しているのが、日本と海外の優良企業株への投資です。そのスタイルは「15年間保有を前提とした長期投資」というもの。

「15年保有を前提とすることで、買い時を焦らずに済む、その企業の本質的な部分にフォーカスできる、15年間もの時間があれば途中で大暴落が起きても回復している可能性が高く、価格変動リスクを克服できる、と考えたからです」
投資する企業は、日常生活で「いいな」「気になるな」と思ったものから探します。

「これだと思う企業があったら、15年間保有できるかどうか、10項目の自己診断、16項目の定量評価、13項目の定性評価からチェックします。また、『買いたい』と思う銘柄があっても、すぐには買わず、最低でも3カ月以上は様子を見ることもポイント。その間にじっくり企業を調べることもできますし、待つことで安値で投資するチャンスを待つことができるようにもなります」

こうして探した銘柄のなかでも「100年後も繁栄している」と考える13の超優良銘柄については、「タイミングを見ながら継続的に買い続けたい」とあつまろさん。
「夢は早期退職して、のんびり暮らすこと。それまではお金を貯めて、そのお金で超長期投資銘柄にじっくり投資していきたい。そのためには、収入を増やすことも大切です。だから、今は仕事が一番ですね」」


あつまろさんの銘柄の選び方

あつまろさんの銘柄の選び方



※あつまろさんは投資をする際に、自分で作成した自己診断チェックをするという。(一部を抜粋)

◆自己診断
1 15年後も有望と思う理由を述べよ。
2 買いたいと思ってから3ヶ月が経過してるか。
3 その企業で一番好きな点を述べよ。
4 過去3年分の有価証券報告書を見ていること。
5 過去10年の売上、利益を見ていること。
6 将来への期待点を3点挙げよ。
7 将来への懸念点を3点挙げよ。
8 同業他社と比較しての期待点を3点挙げよ。
9 同業他社と比較しての懸念点を3点挙げよ。
10 5年後の売上、利益の3点予想すること。
(強気、弱気、最頻値の3点)


■FP深野康彦さんのワンポイントアドバイス

「貯蓄1000万円の原動力は、節約はもちろん、収入が増やすために努力をしていることです。これは30~40代の人には、ぜひ参考にして欲しいところ。投資に関しては相当分析されているし、テクニカルな買い方をしているので、そのまま続けていけば何の問題もないでしょう」

取材・文/大山弘子 監修/深野康彦(ファイナンシャル・プランナー)
イラスト/ハマダミノル

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