1000万円達成するには、限られた予算を楽しむ習慣を持とう

1000万円を貯めるには、貯蓄ペースを上げなくてはなりません。よく「年間100
限られた予算でどうしたら1000万円貯蓄を達成できる?

限られた予算でどうしたら1000万円貯蓄を達成できる?

万円貯めよう!」という記事を目にしますが、それを10年継続して初めて達成する金額です。途中、住宅購入やお子さんの進学、クルマの買い替えなど、大きな支出があることを考えれば、なかなか大変な数字です。

1000万円を目指すために、貯蓄額のアップを実現する方法として、まず収入アップがあります。しかし、景気動向を考えればそう簡単ではありません。妻が専業主婦であればパート勤務を、すでにパートであれば正社員もしくはキャリアアップという方法はあります。夫の収入だけで生活費をカバーし、妻の収入は全額貯蓄という形ができれば、十分達成の期待が持てるはずです。次に、支出削減があります。多くの人が、まずこれに着手するのではないでしょうか。ですが、単に小手先だけの節約だけではなかなか難しいと、ファイナンシャル・プランナーの深野康彦さんはアドバイスします。

「今回の1000万円貯蓄達成者の皆さんを含め、生活費を抑えて高い貯蓄を実現している人は、自分たちが低コストで生活しているという実感がない人が多い。限られた予算の中で、どうやりくりができるかどうか。その状況を楽しみ習慣化している。ゲーム感覚と言ってもいいでしょう。そういう人たちは自分たちのマイルールを持っています。他人から見れば、変だ、やり過ぎだと思えるようなものかもしれません。しかし、そのルールがあることでストレスなく、また継続的に貯蓄ができるのです」(FP・深野さん)

そして、貯蓄額アップの方法の最後は、お金に働いてもらうことです。しかし、定期預金の利息が0.5%でも高いと言われる時代、なかなか利息だけでは増えません。では、それなりにリスクを取るべきなのでしょうか。
「自分なりに勉強して、一定の枠を決めて、投資で増やす発想は大切だと思います。注意したいのは、投機=ギャンブルになってはダメだということ。1000万円という金額はそれなりの長い道のりが必要です。一発逆転はありません。まずは、コツコツ積み立てながら、その中でより有利な金利商品を利用していくべきでしょう」 (深野さん)

たとえ利息は小さくても、貯蓄額が大きくければ、それなりの効果はあります。1000万円で金利0.5%ならば、税引後で年間4万円の利益。これは決して小さな額ではないはずです。

次のページでは1000万円を貯めるための鉄則について具体的にお教えします!


取材・文/清水京武  監修/深野康彦(ファイナンシャル・プランナー)
イラスト/ハマダミノル

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