ソネバ・キリがエコラグジュアリーリゾートと称されるワケ
そもそも「ソネバ」というブランドは、モルディブのソネバ・フシが始まり。小説『ロビンソン漂流記』の舞台となる無人島をモデルに、それまでのリゾートにはなかったエコロジーかつラグジュアリーなリゾートの構想を提案し、話題を呼びました。
ソネバ・キリのエコ活動の一部をご紹介すると……
- 建築資材に廃材を用いる
- リゾートの廃棄食材を自家オーガニック菜園の肥料にする
- 自家ろ過装置による飲料水精製
- ゼロプラスティック志向
- CO2を排出しない「ゼロミッションルーム」の実現化
リゾートへのアクセスはプライベートセスナで
空港では国内線のところに「SONEVA KIRI」と書かれたチェックインカウンターがあり、専用バトラー(執事)が、搭乗手続きからプライベートラウンジへの案内、飛行機に乗ってシートベルトを締めるところまで付き添ってくれます。
ソネバ・キリのあるクッド島は、タイの首都バンコクから東へ約300km。カンボジアとの国境にあるトラート県にあります。美しい海に囲まれ、手つかずの自然が残るチャーン島国立公園52島のうち、最も南に位置しており、アクセスが不便なことから訪れる観光客も少ないひっそりとした島です。
そんな秘境にあるソネバ・キリですが、ゲストは必ず、バンコクのスワンナプーム国際空港から、プライベートセスナ機でリゾートへ向かいます。「セスナでチェックイン」聞いただけでワクワクしますよね!どこの大富豪のバカンスの話かしら?と思われそうですが、ここはタイ。宿泊料金は現実的に何とかなるお値段なのです(2名1室利用/1泊1人5万円前後から。セスナ代も宿泊料金に含まれています)。
バンコクを発っておよそ30分。いよいよ秘境、クッド島が見えてきました。
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