なぜ大学にいくのかを明確にし、すべきことを認識

大学・大学院進学を前提としたさまざまなキャリア教育に取り組んでおり、特にSSHにおいて積極的に活用している。たとえば、1年生の秋には職業および学部学科についてのグループ研究、研究発表を行うほか、東京大学、筑波宇宙センターを訪問する「東京研修」を実施。1・2年生を対象に英国ウェールズのペングライス校との交流も毎年行っている。

さらに1年生の冬には「大学や企業の見学・体験学習」の集中セミナーを開催するほか、2年生の夏休みには京都大学の見学や特別講議などを体験するサマースクールを実施。12月には大阪大学大学院教授による理数科集中セミナーも実施している。

なぜ大学に行くのかを明確にすることによって、今自分が何をすべきかを認識させる同校のキャリア教育プログラム。学習意欲の喚起とともに、より高い目標に向かってチャレンジできる高い学力の向上にも大きな効果が表れている。

大手前高校の大学進学実績

国公立大では、東大7名、京大38名、大阪大20名、神戸大23名など。私立では、早稲田2名、慶應5名、同志社74名、立命館83名、関西学院73名、関西82名などとなっている。

大手前高校の入試

後期入試は3月16日(2010年度)。入試科目は国・数・英(リスニング含む)・理・社。国・数・英は各50分、理・社は各40分。合否は学力検査と内申点の合計点で決定する。学力検査:内申点=6:4。ともに85%以上は欲しいところだ。

今年は、募集定員280名に対し、男子191名、女子158名が応募。競争率は1.25倍だった。主な併願先は、男子は、大阪桐蔭、清風、明星、女子は、大阪桐蔭、四天王寺など。なお、前期選抜の理数科は、募集人員80名に対し、男子227名、女子98名が応募、競争率は4.06倍だった。
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