不妊とペットの関係について
三室先生も言われていましたが、不妊治療をされている方でペットを飼っている場合、「もううちにはこの子がいるから妊娠はいいんですよ」というケースもしばしば見受けられるとのことですが、これは過度な擬人化をしていることが予想されます。しかし、この点ははっきりしているのが、「ペットは動物、赤ちゃんは人間」だということです。これは間違えないで欲しいと思います。
それからペットを飼っていると妊娠しなくなるという風評がありますが、そのような因果関係はありません。
良いパートナーシップは人生を豊かにします。
最後に
ペットをよく理解し、ペットときちんと接することの出来る人生は楽しいものです。私は動物から与える愛情は、人に対して持つ愛情と同じではないかと考えています。ペットと過ごすことで世界観が変わったり、旅行ひとつにしても共有できます。今まで思わなかった事をするようになり、ライフスタイルが変わったりします。
よって、今回のようなペットをよく知って頂く活動を行っていきたいですし、皆さんにその素晴らしさを伝えていきたいと思います。
まとめ
今回の記事は今までにない内容で、興味深く読まれた方も多いと思います。日本のペット飼育数は今や、犬で1,200万頭、猫で1,000万頭ということで、身近な存在であります。しかしながら、じゃあペットの事をよく知っているかというと実はほとんど知られていないのが現状です。そこで、不妊治療中、出産後のペットとの関係という切り口で話を書かせて頂きました。
皆さんの生活がより楽しく充実したものになるようにペットとの関係を深める一助になれば幸いです。
<取材協力>
みむろウイメンズクリニック
ドッグインフィニティ