ただ、よく考えてみると聞くシチュエーションは限られるし、また音楽の傾向も特徴があるように思えます。
キャンプの場合
テントを張り終え、夕食の準備も終え、キャンプ仲間達とそこの自然を満喫して一段落した後、一日中皆べったりというのはちと辛いので、夕食までの空き時間に分かれて個人行動をとるのですが、その際に携帯音楽プレイヤーに入れていった音楽を自然の中で読書しながら聞く場合が多いように思いました。選曲は行く度に毎回違うのですが、自然の中でリラックスしている状態で聞くこともあって、気分が落ち着く優しい感じの曲が多いです。
最近行った時はここ数年ちょっとはまっているボサノヴァの好きな曲から『マシュ・ケ・ナダ (Mas Que Nada)』とか『波(Vou te contar)』など心地よく穏やかな曲を入れて持っていきました。
いつも曲やジャンルは特に限定しないけれど好きで、リラックスできる曲が多いです。以前はケルト音楽やクラッシック、賛美歌、落ち着いた感じのジャズやポップスなんかもキャンプ場で聞いたことがあります。理由はよくはわからないのですが自然の中でゆったりした気分になりたいからではないかと思います。
山歩きの場合
開けた比較的安全な道を長時間・長距離歩く時、もくもくと歩くのが単調になってきたら携帯音楽プレイヤーを取り出して、歩きながら聞きます。こういう時は自然の中で多少気分が高揚しているので、元気の出るようなテンションが上がる曲を選びます。一番最近行った時は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」という香港映画のテーマソングで『男児當自強』という、サントラなどを聞きました。アドレナリンが全身を駆け巡るような勇壮な曲で、テレビなどでよく流れるのでメロディーを知っておられる方は結構多いのではないかと思います。今までには洋楽が多く、ロック、ソウル、ラップ、ポップス、或いはアニソンなどいろいろです。