第1位 エントリーモデルとは思えない完成度
ニコン D3200
D3200はオーソドックスな作りでありながら、全体的にエントリーモデルとは思えない完成度。
2400万画素のCMOSイメージセンサを搭載しており、エントリーモデルとは思えない解像度を誇ります。それもそのはずで、2400万画素といえばちょっと前のハイエンドモデルと同等、あるいはそれ以上の解像度となります。これまでは解像できなかった遠景での窓枠やワイヤーなども容易に描写可能となっているほど。
その一方で解像度が高くなっていることで手ぶれに敏感になっていることや、キットレンズが本体の解像度に追随できていないといった問題もあります。できるかぎり、高性能なレンズを使って撮影したいところです。
その他、秒間連写枚数の増加、液晶ディスプレイの高精細化、UHS-I対応といった機能も前機種となるD3100から全般的にブラッシュアップされており、エントリーモデルであることを忘れてしまうほど。実際、ボディの質感以外は多くのシーンで中級機を触っているような撮り心地です。
Wi-Fiアダプタ「WU-1a」によってデジタル一眼カメラとしては、唯一スマートフォンへの無線LAN接続に対応している(Bluetooth接続であればオリンパスのPenシリーズも対応しているが)のもチェックしておきたいポイント。Twitter等で高画質なつぶやきができるというのはなかなかの魅力ではないでしょうか。
【関連サイト】
富士フイルム X-Pro1
キヤノン EOS Kiss X6i
ソニー NEX-7
オリンパス OM-D EM-5
ニコン D3200