高山正樹さんは1989年に世界的な写真家で芸術家の田原桂一氏に師事するため、フランスに渡ったというユニークな経歴をもつ若手建築家です。2001年からEtre Designを主宰し、建築のみならず、家具、プロダクト、空間演出などで幅広く活躍しています。
本展は、これまでに高山さんが手がけた建築の、着工から完成までの様々なシーンを写真とペーパーアートで表現したユニークな建築展です。
会場の巷房・2の入る奥野ビルは、小さなギャラリーや建築家やデザイナーの事務所がテナントとして入る、築80年のレトロな建築。一見の価値有りです。この機会にぜひ足を運んでみて下さい。
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会期:2012年6月25日[月]~7月7日[土] 12:00~19:00(最終日17:00まで)
会場:巷房・2 
東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビルB1F
主催:建築設計・株式会社エトルデザイン
お問い合わせ:巷房・2 TEL.03-35678-8727

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高山正樹さん

3つの部屋に3つの展示

奥野ビルのシンボル的な存在の手動式扉のエレベーター。その奥にある階段を降りた正面の部屋には大きなモノクロ写真が並んでいます。高山さんの手がけたプロジェクトの、工事中から竣工までに撮りためた数多くの写真から厳選された作品です。
階段下の小さな暗い部屋にはLEDのペンライトがゆっくりと回転し、伊藤航さんによる階段のペーパーワークを照らし出します。アートと言うべきとても幻想的な展示です。
もう一つの会場である6階のエトルデザインのスタジオには、大きなテーブルに写真作品の「種明かし」となるプロジェクトのファイルが置かれていて、それを眺めることで作品の背景を深く理解することができます。
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1. 地下のメイン会場。
2. 階段下のインスタレーション。
3. Etre Designのデザインした椅子やローテーブルのある6階のスタジオ。


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