細かいところにまで気が配られたデザイン
本体は、アルミとカーボンを使用し、外見のさわり心地もいいが、パープレスト部分などの感触もよい。パソコンは一般的に数年は使うものだが、シンプルな見た目で、さわり心地も悪くないことから、使用期間中は愛用できるだろう。最近ノートパソコンで増えてきたのが、ユーザーにとっては特に関係の無いような情報を、デザイン上の観点から目立たなくしている点だ。
例えば、WindowsやCPUのステッカーが貼ってあることは当然となっているが、Ultrabookは銀色系の筐体を採用していることが多いことからか、銀色のステッカーが用意されるようになっている。また、Windowsなどのライセンス番号などが、裏面に張られていることがあるが、このシールを見るとデザイン上の関連からがっかりさせられる製品もある。
XPS 13の場合、裏面のXPSロゴに各種ロゴがデザインされ、ここを開けるとWindowsのライセンス番号など現れるようになっている。デザイン上の観点からも美しいだけではなく、持ち運ぶことが多い製品なので、持ち運んでいるうちにはがれたり、薄くなったりして見えなくなるようなこともない。普段は隠せるし、いざというときは見えるようになっているので、必要になったらいつでも確認は出来る。
XPS 13の裏面
CPUにはUltrabookによく使われるCore i5-2467M(またはCore i7-2637M)が採用されている。メモリは4GBでこちらもUltrabookではよくある構成だ。Intel Rapid Startを採用して起動時間などは速いが、ストレージはSSDなので、起動時の速度などはもちろん、各種アプリ利用時の体感上の速度も非常に速い。
HDDと比べた場合、ディスクアクセスが非常に高速化されるので、起動時間などはともかく、実際に使用中の体感上の速度はHDDを使った製品よりも非常に高い。