慣れていなくて嫌がる
とりあえずは嫌がっても毎日磨く。シャンプーを嫌がるから今日は洗髪しない、ということはまずないですよね。嫌がるからと言って磨かないといつまでたっても慣れません。その際に大事なのは皆さん書かれているように、場の雰囲気を良くすること。
親が必死の形相で「磨かなきゃオーラ」を出していたら当然子どもは怖がります。まずは親御さん自身が落ち着いて、歯みがきを楽しい時間にしましょう。
ちなみに我が家の長男はアンパンマンとその仲間たちが毎日歯みがきをしてくれていました(笑)
痛くて嫌がる
意外と見落とされがちなのがコレ。一生懸命磨こうとして力が入りすぎていませんか? 力いっぱいゴシゴシすると歯茎を傷める可能性があります。軽い力でささっと磨く程度で大丈夫です。また、上の前歯の間のスジ(上唇小帯:じょうしんしょうたい)にブラシが当たって痛がることもあります。空いている方の指で小帯をガードしながら磨くのもコツです。
さらに、歯ブラシの選択も重要です。ヘッド(毛がついている部分)が大きいとお口のあちこちに当たって痛いことがあります。仕上げ磨きにはヘッドが小さく、ネック(柄とヘッドの間のくびれた部分)が長めの歯ブラシが適しています。
痛みを与えず、楽しい時間を作るように心がければ、お子さんは必ず歯みがきに慣れてきます。焦らず気長にチャレンジしてみてください!