子供のしつけ/子供の歯磨きのコツ・口コミ・体験談

子どもが嫌がらずに歯磨きできるようになるコツ

子どもが歯磨きを嫌がる、と言ってもその原因は色々あります。原因に応じた対応をしていくことがポイントです。

投稿記事

小児歯科医です。一口に嫌がる、と言ってもその原因は色々あります。原因に応じた対応をしていくことがポイントです。

慣れていなくて嫌がる

とりあえずは嫌がっても毎日磨く。シャンプーを嫌がるから今日は洗髪しない、ということはまずないですよね。嫌がるからと言って磨かないといつまでたっても慣れません。

その際に大事なのは皆さん書かれているように、場の雰囲気を良くすること。
親が必死の形相で「磨かなきゃオーラ」を出していたら当然子どもは怖がります。まずは親御さん自身が落ち着いて、歯みがきを楽しい時間にしましょう。

ちなみに我が家の長男はアンパンマンとその仲間たちが毎日歯みがきをしてくれていました(笑)

痛くて嫌がる

意外と見落とされがちなのがコレ。一生懸命磨こうとして力が入りすぎていませんか? 力いっぱいゴシゴシすると歯茎を傷める可能性があります。軽い力でささっと磨く程度で大丈夫です。

また、上の前歯の間のスジ(上唇小帯:じょうしんしょうたい)にブラシが当たって痛がることもあります。空いている方の指で小帯をガードしながら磨くのもコツです。

さらに、歯ブラシの選択も重要です。ヘッド(毛がついている部分)が大きいとお口のあちこちに当たって痛いことがあります。仕上げ磨きにはヘッドが小さく、ネック(柄とヘッドの間のくびれた部分)が長めの歯ブラシが適しています。

痛みを与えず、楽しい時間を作るように心がければ、お子さんは必ず歯みがきに慣れてきます。焦らず気長にチャレンジしてみてください!
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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