交通事故の少ない県は?
画像はイメージです
・人口10万人当たりの交通事故発生件数でも島根県(307.6件)が最も少なく、鳥取県は3位でした。
・交通事故の最も多い県は東京都(56,358件)で、続いて大阪府、愛知県となっています。
・人口10万人当たりの交通事故発生件数では、ワースト1が香川県(1,173.2件)。宮崎県、群馬県、静岡県と続いています。
都市の規模や人口の多さが、必ずしも交通事故の発生件数に繋がっていないようです。意外な結果ですが、事故の原因は、せっかちな性格や慎重さ欠けるといった県民性が影響しているんでしょうか。
犯罪の少ない県は?
・犯罪の少ない全国1位は島根県(5,802件)、2位が鳥取県(6,005件)でした。・人口千人当たりの犯罪数では秋田県(5.54件)が最も少なく、山形県、岩手県、青森県など東北地方が上位にランクしています。
・犯罪の多い県は東京都(212,152件)、続いて大阪府、愛媛県などやはり大都市に集中しているようです。
・人口千人当たりの犯罪数では大阪府(22.92件)がワースト1となり、その数は秋田県の4倍以上となります。
ある社会学者が、出入りが激しい地域ほど犯罪の発生率は高いという結論を出しています。この論に当てはめると、見知らぬ人の出入りが激しい都会と較べ、顔見知りのメンバーで暮らす田舎では犯罪が発生しにくくなるというわけか……。
警察署・交番・派出所の多い県は?
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・最も少ないのは北海道(3.8ヵ所)で、続いて秋田県、青森県、福島県、岩手県と東北勢が占めています。
やはり人口の多さに比例して警察署や交番の数も多くなり、下位には面積の大きい地域が占めています。警察署や交番が多いから安全な県だとはいえませんが、言わば治安のための前線基地。まずは安心ではありますね。
公害への苦情が少ない県は?
・公害苦情の少ない県の全国1位は島根県(212件)で、鳥取県(271件)、徳島県(327件)と続きます。・人口10万人当たりの公害苦情件数では北海道(19.5件)が最も少なく、その数は全国平均の半数以下です。
・公害苦情の最も多い県は東京都(6,009件)で、愛知県、埼玉県、大阪府、神奈川県など大都市が続いています。
・人口10万人当たりの公害苦情件数が最も多いのは山形県(85.8件)で、全国平均の2倍近くとなります。
確かに、自然豊かな北海道は公害には無縁のイメージがありますね。
以下の環境基本法第2条第3項に定める公害(典型7公害)が、苦情対象になっています。事業活動等に伴って生じる相当範囲にわたる大気の汚染,水質の汚濁,土壌の汚染,騒音,振動,地盤の沈下及び悪臭により健康や生活環境に係る被害が生じること。
さて、あなたの田舎暮らしの候補地は、何位に入っていますか?