高速処理の最新映像エンジン「新ヴィーナスエンジン」を搭載
新ヴィーナスエンジン
有効1210万画素の「Live MOSセンサー」と映像処理エンジン「新ヴィーナスエンジン」は、有効画素数や1920×1080/60iのフルハイビジョン動画撮影など、主要スペックは従来のGF3と変わらないものの、高感度・低ノイズおよび高速処理性能は大幅にアップ。2種類のノイズリダクション機能を備えることで最高感度ISO12800を実現しています。
また3CPU搭載により、前モデルに比べて約1.8倍の処理能力を誇り、スムーズなフルハイビジョン動画撮影や高速なフィルター処理などを実現しています。
動画撮影がよりスムーズに
沈胴時には約26.8mmという薄さに収まる電動標準ズームレンズ「LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm」。鏡筒左上部にズームレバー、下にフォーカスレバーを備える
今回テストしたのは電動標準ズームレンズ「LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm」付属のキットで、スムーズなズーム操作が可能。特にフルハイビジョン動画撮影では、ビデオカメラと同等のズーミングを可能にしています。
電動望遠ズームレンズ「LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm」は、電動ズームレバーとマニュアルズームリングの両方を装備
デジカメやスマートフォンのカメラからのステップアップに最適な1台
電動標準ズームレンズキットの内容
特に電動ズームレンズとの組み合わせは、高速なフルタイムオートフォーカスとも相まってビデオカメラと変わらぬ操作性と映像を得ることができるのです。また、クリエイティブコントロールも動画撮影で使用可能(一部を除く)。まったく新しい映像表現を楽しめます。
これ1台で動画も静止画もOK。さらにシャッターを押すだけのお手軽撮影からクリエイティブな撮影までこなしてくれる、マルチユースなミラーレス一眼といっても過言ではないでしょう。
コンパクトすぎるボディやタッチパネル操作は好みの分かれるところですが、コンパクトデジカメや携帯電話、スマートフォンのカメラ機能からのステップアップとして、ぜひともお勧めしたいモデルです。
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