プラズマクラスターでたしかにニオイはしない
まずはイオンモードを試してみました。まずはプラズマクラスター25000を風量強リズムで1時間、左右スイング約90度、上下スイング約80度で部屋中に振りまく室内清浄モード。普通に使用していた時と比較すると、加湿空気清浄機でも同じように部屋いっぱいにプラズマクラスター25000を振りまくことで感じたような、澄み切った空気感のようなものが感じられました。さらにGWは天候が不安定だったこともあり、午前中に洗濯した衣類を、生乾きのまま室内に戻さざるを得ない日もあったので、その時には衣類脱臭モードを使用して部屋干し。扇風機で風を当て続けることで、たしかにそのまま乾かすと発生するイヤなニオイが、その時は発生しませんでした。そこに扇風機があるとは思えないほど静か
リビングではサラウンドスピーカーなどと並べるトールスピーカーに見えるほどスタイリッシュで、存在感を放つ
タッチパネルやリモコンの反応も良好
スリムイオンファンの上面にタッチパネルを搭載し、すべての調整はこちらで行ないます。触れてみると反応はかなり良く、中心にある32段階の風量調整メーターは指を滑らせると、そのまま光が付いてくると同時に、全面の風量表示が4の倍数で表示。最大32段階ではかなりの強風が放たれます。さらにひとつのメーターを微調整で4段階変えられるほか、上下左右のスイングも広範囲に渡るので、誰もが今、もっとも必要とする風を得ることができます。ブルーのLEDでそれぞれ発光するので、扇風機の涼しさにもマッチしたクールな雰囲気を後押しします。リモコンでも同じような操作をボタンで可能です。4万円という金額に見合った扇風機と断言
これほどの高機能と繊細さを有する扇風機は、おそらく他にはありません。今一番浴びたい風を自在に生み出すことができる超快適性、デジタル製品を使う感覚で扇風機を使い、置いてあるだけでカッコいい超クール感、さらに風量最小運転時には木の葉がふれあう音よりも静かな17dBという超静音は、間違いなく満足できるレベルです。ただ、実際に使い始めるとおそらく誰もが分かることですが、32段階の風量調整はさすがにすべて使いこなすのは難しいので、風を微調整する必要はほとんどないかと思います。また、スリムながらもやや存在感もあり、そのあたりのトゥーマッチ感は否めませんでした。また、節電できるかどうかは、今回1週間使っただけでは分かりませんでした。が、これだけ他のポイントで満足感を得られましたし、最小風量運転時に2.0Wしか電力を使わないので、おそらく使い続けることで、満足のいく節電感を得られるはずです。